おおさかナウ

2018年04月01日

13日告示・22日投票の府議補選(豊中市選挙区)
森友究明・維新ストップへ議席必ず
山本いっとく市議が決意

決意を語る山本いっとく氏(中央)ら=3月26日、豊中市内

決意を語る山本いっとく氏(中央)ら=3月26日、豊中市内

 日本共産党豊中地区委員会は13日告示、22日投票で行われる豊中市選挙区の府議補選(被選挙数2)に山本いっとく市議を擁立することを発表。3月26日、柳利昭府委員長、東前剛豊中地区委員長らとともに会見を開いた山本氏は、「全力で頑張りたい」と決意を述べました。選挙戦には、維新・自民の豊中市議が立候補を表明しています。

 山本氏は、同市の国有地が森友学園に格安に売却された問題で、無所属市議や市民とともに「森友学園問題を考える会」を結成。1年半前から、市議会内外で真相究明に取り組んできました。

 会見で山本氏は、公文書改ざん問題で、改ざん前の文書に大阪府に関する記述もあったとし、「なぜ(小学校設立が)認可されたのかを豊中の地から追及したい」と述べるとともに、「カジノ誘致、府民の暮らしや弱者を切り捨てる維新府政をストップさせるために頑張りたい」と語りました。

 柳氏は、「国民と府民を欺いてきた安倍政権と維新府政に豊中から厳しい審判を下すことが、大阪府的にも全国的にも大きな意味を持っている。全力挙げて必ず勝利を勝ち取る。共同を大きく広げる可能性を追求したい」と述べました。

 東前氏は、「国民、府民、豊中市民の怒りが集中する森友問題で、府議会で徹底追及の先頭に立てるのは山本市議以外にない。問題の発端となった維新府政を追及できる絶好の機会。この間、積み上げてきた市民と野党の共闘を大きく発展させ、必ず勝ち取る」と語りました。

 山本いっとく氏(33歳)=新= 会社での税理士補助業務を経て、豊中市議2期。監査委員など歴任。無所属市議、市民との共同で「森友学園」国有地格安売却事件の真相究明に取り組む。府政対策委員長。大阪市立大学商学部卒。


(大阪民主新報、2018年4月1日号より)

月別アーカイブ