おおさかナウ

2018年04月29日

泉佐野市議選5月6日告示
市民の声で動く市政に

 泉佐野市議選(5月13日投開票)が6日に告示されます。定数2減に現職18人と新人4人の22人が立候補する見通し。日本共産党の高道イチロー(59)=現=、福岡みつあき(69)=新=の両候補は共産党を除くオール与党体制を批判し、「議会を変え、市民の声で動く市政を一緒につくりましょう」と訴えています。

 千代松大耕市長は年間延べ約6万人が利用する福祉センターの、市の中心部から山手への移転を独断で強行しました。またりんくうタウンの駅ビルを府から購入し、空き店舗に場外馬券売り場を誘致。これを議会にも諮らずに決めました。

 福岡候補は「議会は保育所・幼稚園の統廃合や市役所窓口業務の民間委託など、市長提案になんでも賛成し、推進・黙認してきた」と批判し「誰もが安心して暮らせる市政実現を」と訴えます。

 高道候補も「市民の意見が大きく割れるギャンブル施設を、市長の一存で誘致するのはとんでもない。共産党を除くオール与党は市長にものが言えず、なんでも黙認する。異常な議会だ」と批判し、「市長は議会ごとに議員に昼食会を呼び掛け、議案について直接説明する。これでは議会はまともに審議できるはずがない。議会の歪みを正し、馴れ合い体質を解消するために全力で頑張る」と訴えました。

 同党はこの4年間で子どもの医療費助成を拡充し、小学校全学年で35人以下学級を実現しました。今年度には国民健康保険(国保)・介護保険料の負担軽減も実現しました。

 豊富な実績と財源の裏付けを同党は示しながら、市役所窓口業務や学童保育の直営復活、学校給食の無償化、コミュニティーバスの運行ルート改善、災害に強いまちづくりなどを掲げています。

訴える高道イチロー候補

訴える高道イチロー候補

訴える福岡みつあき候補

訴える福岡みつあき候補

 

(大阪民主新報、2018年4月29日・5月6日合併号より)

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