共産党躍進・野党勝利へいち早く
共産党 府内キャラバン始まる
次期参院選で日本共産党の躍進をと日本共産党大阪府委員会と党国会議員団大阪国政事務所は18日、たつみコータロー参院議員の大阪キャラバン行動をスタートさせました。9月末までに府内を一巡する計画で、経済・産業各分野で懇談や調査活動、有権者との小集会などが多彩に企画されています。
たつみコータロー参院議員先頭に
18日は午前中、大阪市東淀川区内で住民を集めた「つどい」が取り組まれ、たつみ議員が通常国会における国会論戦を縦横に語り、憲法改悪阻止と次期参院選勝利への決意を述べました。
戦後国会史上初めての重大事件
たつみ氏はまず、先の通常国会で7度安倍首相と直接論戦した森友疑惑を取り上げて、政府側が虚偽答弁と公文書の隠蔽と改ざんを認めて謝罪した事実を示し、「戦後国会史上初めての重大事件だ」と強調。公文書改ざんに関わった財務省職員が自殺に追い込まれた一方、虚偽答弁を繰り返した官僚らが出世栄転した問題に触れながら、「恥を知らずに平気で国会でうそをつく、そんな考えられない事態が国会で起きている。民主主義を揺るがす根本問題として、この事件をうやむやに終わらせることはできない。安倍首相が退陣するまで徹底追及する」と力を込めました。
災害対策より賭博・党略を優先
カジノ実施法をめぐる国会論戦で、米国大手カジノ業者がカジノ推進派議員の政治資金パーティー券を購入していた事実が明らかになったとし、「安倍政権は災害対策より賭博と党略を優先した。こんな売国政治を許すわけにはいかない」と強調。ギャンブル依存症患者を増やし、身ぐるみ剥がして巨額の利益を積み上げるカジノ産業の実態を批判し、「人の不幸の上に成り立つ賭博産業は、大阪にも日本のどこにも必要ない。カジノができれば大阪のまちづくりや経済政策がゆがめられてしまう。大阪でカジノ万博を止めるために、来年の選挙必勝へ、全力を挙げる」と訴えました。
対話外交による平和構築と朝鮮半島の非核化を進める韓国の動きなど、朝鮮半島で劇的に展開する和平の動きを取り上げて、圧力一辺倒でアメリカ言いなりの日本の外交政策の破綻ぶりを強調。「憲法9条をないがしろにしてきた外交政策のツケが現れている。9条改憲の口実にしていた北朝鮮の脅威の根拠は崩れた。憲法を破壊してきた安倍政権に、憲法を語る資格も大義もない」と強調しました。
抜本改革の道筋示す共産党綱領
たつみ氏は、日本共産党の歴史と真価について述べ、内部告発に基づく独自追及など、日本共産党の国会活動に注目を寄せるメディア関係者の声を紹介するとともに、「日本共産党のブレない姿勢は、自民党政治の抜本的改革の道筋を示す党綱領があるからだ。来年の参院選では、市民と野党の共闘で安倍政権を退陣に追い込もう。自民党政治を終わらせて、平和と国民の暮らしを守る社会を実現しよう」と呼び掛けました。
たつみ議員は阪急上新庄駅と淡路駅前で、地域の党員・後援会員と一緒に街頭宣伝しました。
(大阪民主新報、2018年8月26日号より)