おおさかナウ

2019年05月26日

清水忠史の国会レポート
1年半ぶりの国会で

syuusyou4ku_shimizu_web 心強いひとが返ってきた――盗聴法の大改悪や共謀罪法に反対していた市民団体の方が私の議員事務所を訪ねてこられました。そして冒頭のエールを送っていただいたのです。

 警察による盗聴捜査を大規模に拡大する法律案が出された当時、法務委員会に所属していた私は、廃案を求める市民団体や個人のみなさんとスクラムを組んで論戦や運動に取り組みました。その後、共謀罪法も強行され、安倍政権の戦争する国づくりが次々に進められてきたのです。しかし、自由と民主主義を守る国民の運動は足を止めることはありませんでした。これからも連携して、悪法の廃止をめざして頑張ろうと決意を固めあいました。

 空襲被害者に謝罪と賠償を求めるために奮闘されている団体、日本軍慰安婦問題の解決をめざす方々、難病患者への誤解と偏見を取り除き必要な支援の拡充をもとめる当事者の方々など、次々と私の事務所の扉を叩いてくださいます。

 国会議員には、政府提出の法案への賛否を審議し、議員立法などであらたな法律をつくることなどと合わせて、国民の切実な請願や陳情を受け止め、紹介議員となって政府にその実現を迫るという重要な役割が伴います。

 私はこれらの要求を実らせていく一番の近道が政治を変えることだということを、希望を持って語っていきます。

 一年半ぶりに戻ってきた国会。再選したことの余韻に浸ったり、一年半のブランクを感じたりしている暇はまったくありません。(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第1週に掲載)


(大阪民主新報、2019年5月26日号より)

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