ズバリわかる大阪都
vol.2(2014.10.10)
Q2
議会と「対立」というが?
Answer
法違反、ルール違反でつくった
「協定書」
「対立」の最大の問題は、全会派が参加して「大阪都」構想を議論してきた「法定協議会」から、「維新の会」が、異論を唱える自民、公明、民主、共産4野党の委員をすべて排除したことにあります。そして7月以後、「維新の会」だけで会議を強行し、「協定書」を「議決」してしまいました。
前代未聞のできごとに、大阪府議会、大阪市会とも、「法定協議会を正常化させよ」と、過半数の議員連名で臨時議会開会を請求しました。ところが、松井知事、橋下市長は、地方自治法を踏み破り、開きませんでした。新藤総務相(当時)は「議会を開かないことは明らかに法律違反」としています。
混乱、対立の根源は、法とルールに反した「維新の会」の独裁的なやり方にあります。
4野党は民主主義を守る立場で一致して共同のたたかいをすすめています。大阪府議会、大阪市会とも、過半数で「協定書は無効」とする決議を採択。法定協議会を正常な形に戻して、議論することを求めています。