おおさかナウ

2019年07月07日

願い届ける共産党・たつみ議員こそ
〝国民目線の活動に共感〟

 「主権者である私たちの1票でご一緒に政治を変えましょう」。参院選公示前最後の日曜日となった先月30日、大阪市都島区の京橋駅前で、日本共産党のたつみコータロー氏(42)=現=を応援しようと市民有志がリレースピーチを行いました。マイクを握ったのは会社員や経営者、子育て中の母親など立場や願いはさまざま。「人間の尊厳が守られる社会を」「学ぶ機会が平等に与えられる社会に」と参院選に寄せる思いをアピールしました。

市民有志が共同街宣

 この日のリレースピーチは、有権者の声と力でたつみ議員を押し上げようとSNSでつながった市民がプロデュース。昨秋以降、街頭タウンミーティングを続ける「たつみコータロー応援チーム」と共同で実施されました。
 「暮らしに希望を HOPE」の文字と、“希望”の花言葉を意味するガーベラを描いた横断幕が掲げられ、労働者やママ、事業所経営など多彩な顔ぶれの人たち6人がスピーチし、たつみ議員と日本共産党へエールを送りました。

暮らしと営業を守る共産党

市民街宣で訴えるたつみコータローさん=6月30日、大阪市都島区内

市民街宣で訴えるたつみコータローさん=6月30日、大阪市都島区内

 「困っている人を決して1人にしない。確かな政治姿勢に信頼を寄せています。私たちと同じ感覚で活動する共産党の議員を増やしたい」。
 昨年の通常国会で成立した「働き方」改革関連法に危機感を覚えたという会社員女性は、「私たち国民の生活を守るため一生懸命頑張ってくれるたつみさんに、再び国会で働いてもらいたい」と語りました。
 「時短営業を始めた直後、最初に駆け付けてくれた国会議員が、たつみさんでした」。東大阪市でコンビニを経営する松本実敏さんは、企業献金によってゆがめられた政治を正す必要があると述べ、「権力者の栄耀栄華でなく、庶民の暮らしに目を向ける国会議員を増やしたい。1軒1軒コンビニの実情を調査したたつみ議員の活動姿勢に共感します。政治家とは本来こうあるべきです」と語りました。
 「ジェンダー平等を政治的に進めるために、たつみさんは国会に必要な人です」。男女平等などの政策課題に取り組む女性は、3月24日のたつみ議員の国会質問に触れながら、「性暴力と性暴力犯罪の無罪判決に抗議するフラワーデモで、発言者の言葉にじっと耳を傾け、性暴力被害者の苦しみと思いを共有し、政治の場に届けてくれた政治姿勢は、信頼に値します。たつみ議員の行動によって、現場でも変化が起き始めています。皆さん一緒に応援してください」と呼び掛けました。

子育ての願い託せる共産党

 働きながら4人の子どもを育てる大芝ゆうきさんは、行政による保育所統廃合、待機児童や育休取得の課題など、働きながら子育てを続ける制度の貧弱さを指摘。「子どもを産み育てることが歓迎されないような社会に、未来はありません。たつみさんは、八尾市の保育所問題を国会で取り上げてくれました。未来の子どもたちのためにも声を上げ続ける。私たちの暮らしの実態に向き合ってくれる、日本共産党とたつみさんに期待します」と語りました。
 医療機関で働く薬剤師の女性は、奨学金返済の負担が生活設計に重くのしかかると語り、「高すぎる学費が将来の不安材料となり、人生の選択の自由すら奪う現実を変えたい。財源を示して学費負担軽減と給付制奨学金の実現を掲げる共産党の議員を増やし、経済状況にかかわらず、誰もが学ぶ機会を平等に与えられる社会が来ることを望みます」と語りました。

国民と共にたたかう共産党

 たつみ議員は、「過労死を招く働き方を強制する社会は間違っています。コンビニオーナーの暮らしと権利を守るフランチャイズ規制法を実現すれば、大阪経済全体の底上げにつながる相乗効果を発揮します」「ジェンダー平等の社会、LGBTの方々を含め、すべての人の個性が輝き尊重される社会を、政治が先頭に立って変えていくため、頑張りたい」と市民弁士が語る多彩なテーマに対し、政治変革の思いを訴えました。たつみ議員は、最後にこう決意表明しました。
 「国民生活を支える希望の政治を、ご一緒に実現しましょう。2度と戦争をしないと誓った憲法9条を守るため、日本共産党を大きくしてください。決してぶれず、皆さんと一緒にトコトンたたかうたつみコータローを勝ち抜かせてください」

 リーフレットを配布していた女性(46)=尼崎市在住=は、「特定秘密保護法以来、安倍政権がやってきたことはとても怖い。とにかく立憲野党に伸びてほしい。野党の中でも共産党、たつみさんは一番しっかりしていると思う」と話していました。
 途中から最後まで聞いていた女性(33)=大阪市阿倍野区在住=は、「先日入籍し、会社に伝えると、『子どもが生まれるまで頑張って』と言われた。ここで話を聞いて、その時におかしいと感じた自分が間違っていなかったと思い、涙が出た」と語りました。「たつみさんの話は初めて聞き、実際に政治や社会を動かしておられることがよく分かった」と話していました。

国会になくてはならない人
大阪選挙区から必ず再選を
山下よしき副委員長比例候補の訴え(要旨)

 日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員(比例候補)は、各地の演説会などで、大阪選挙区候補のたつみコ―タロー参院議員の国会での活躍ぶりを紹介し、「国会になくてはならない人」と力説し、再選を必ず勝ち取ろうと訴えています。その要旨を紹介します。

森友問題追及で第一人者の活躍

参院選で比例での日本共産党の躍進、大阪選挙区でのたつみコータロー議員の再選を必ずと訴える山下よしき副委員長=6月30日、堺市堺区内

参院選で比例での日本共産党の躍進、大阪選挙区でのたつみコータロー議員の再選を必ずと訴える山下よしき副委員長=6月30日、堺市堺区内

 私は日本共産党の参議院議員団長として、たつみコータローさんの素晴らしい仕事ぶりを間近に見てきました。森友問題の追及は第一人者です。コンビニ問題でも立派な仕事をしています。
 いま、野党の共闘が国会でも広がって、いろいろなテーマで政府を追及する野党合同ヒアリングが行われています。その先駆けが、森友問題での野党合同ヒアリングでした。森友問題を追及する野党各党の論客がずらりと並びますが、その最前列のど真ん中にいつも座ってきたのが、たつみさんです。
 たつみさんは、まだ当選1回の議員ですが、他の野党議員が座ってほしいと希望します。なぜなら、森友問題を全部手のひらに乗せているのが、たつみさんだからです。
 森友学園との交渉記録について、政府は「ない」と言ってきましたが、約1千㌻もの記録がいきなり出てきて、次の日が質問ということもありました。

国会ではいつも分厚い資料抱え

 たつみさんは一晩で全部読んで、「昭恵さん(安倍首相夫人)が出てくるページが抜けている」と指摘し、ニュースになりました。それほどまでに森友問題を知り尽くした、たつみさんが合同ヒアリングで真ん中に座っていると、政府もごまかせないのです。
 もちろん、たつみさんはものすごく勉強しています。国会の中でたつみさんに会うと、いつも両手に分厚いファイルを持っています。森友問題はもちろん、コンビニ問題、生活保護の問題、大阪のさまざまな願いを届けて追及するためです。たつみさんは努力の人です。

国政の諸問題を全部手のひらに

野党合同ヒアリングで森友学園の小学校建設現場を視察するたつみ議員(中央)=1月17日、豊中市内

野党合同ヒアリングで森友学園の小学校建設現場を視察するたつみ議員(中央)=1月17日、豊中市内

 そして、たつみさんは参議院の予算委員会の理事です。当選1回の議員で理事をやっていることは、すごいことなのです。予算委員会は、国政の一番重要な問題を審議する花形の舞台。その運営をつかさどる予算委員会の理事は、いま国政で何が起きているか、全部手のひらに乗せておかなければ、務まりません。
 皆さんも、予算委員会のテレビ中継を見られたことがあるでしょう。安倍総理や大臣がごまかしの答弁をよくやりますね。その時に、野党の理事が委員長席に詰め寄って、「いまの答弁はなっていない。もう一度やり直すべきだ」と要求します。参院予算委員会で一番に飛び出すのが、たつみさんです。
 たつみさんは、日本共産党の質問者への答弁だけでなく、他の野党の議員が質問しているときでも、変な答弁があると真っ先に飛び出します。国会での野党共闘に、こういう点でも貢献しているのが、たつみさんです。たつみさんの議席は、もはや日本共産党だけの宝ではありません。野党の宝なんです。

改憲派の独占を許さぬ一番の力

 国会に野党がいなければ、国会の意味はありません。野党の宝だということは、すなわち、国会の宝なのです。国会になくてはならない政治家、それが、たつみコータローさんです。絶対に失うわけにはいきません。
 改選数4の参院大阪選挙区を、自民、公明、維新の改憲勢力に独占させていいでしょうか。絶対に駄目です。独占させないための一番確かな力は、現職で素晴らしい活動をしてきた、たつみさんの再選です。たつみさんの議席は大阪でしか守れません。日本共産党の力だけでなく、党派を超えた力で、必ず再選を勝ち取ろうではありませんか。

「直及勝負」の質問が扉こじ開けた
コンビニオーナーの中村隆俊さん

中村隆俊さん

中村隆俊さん

 24時間営業で健康被害が広がっています。先日、あるオーナーの奥さんが亡くなり、たつみ議員は東京から日帰りで駆け付けていただきました。その優しい真心に感激しています。3年前にも別のオーナーの奥さんが亡くなり、2年前にはオーナー自身が亡くなりました。
 公正取引委員会の杉本委員長がたつみ議員の質問に対し、24時間営業強制で不当に加盟店に不利益を与える場合は、優越的地位の乱用と独禁法違反になる場合があると答弁しました。たつみ議員の剛速球のような鋭い、まさに「直及勝負」の質問がこれまで動かせなかった重い扉をこじ開け、もう少しで壁に穴を開けるところまで来ました。
 次の国会で、たつみ議員に「二の矢」「三の矢」を射てもらわなければなりません。そうでなければ私たちが困ります。2度と犠牲者が出ないよう、たつみ議員を再び国会へ送り返してください。


(大阪民主新報、2019年7月7日号より)

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