おおさかナウ

2019年08月11日

国保料引き下げ・待機児ゼロ・医療費助成拡充へ
暮らしに希望と安心を
交野市議選9月1日告示 共産3氏が全力

 交野市議選が9月1日告示、8日に投開票されます。日本共産党は現職の、さらがいふみ(46)、藤田まり(34)と新人の北尾まなぶ(49)の3氏が現有議席確保を目指し、「暮らしに希望と安心を」と訴えています。

 定数15に21人が立候補する見通しです。大阪維新は議席2から4へ倍増を狙います。
 日本共産党市議団はこれまで、学校の特別教室へのエアコン設置を進め、トイレの洋式化率を倍増させ、35人以下学級を小学6年生まで広げてきました。放課後児童会(学童保育)は施設増に加え、夏休みなど長期休暇中の開室時間を午前8時からと早め、働く親の願いを実現しました。
 市議会では同党が提案した、子育て世帯の国保料負担を減らす条例案に、自民、公明、維新、国民民主は反対しました。共産党を除くオール与党体制で、市民負担増や市長提案に何でも賛成する状態です。

 その中で共産党は、国民健康保険(国保)料や介護保険料の値上げ、粗大ごみ収集の一部有料化など、市民の負担を増やす議案にきっぱり反対してきました。同党は議会での発言回数がダントツのトップです。
 市の年間予算は約258億円(今年度の一般会計当初予算)で、15年連続の黒字。市の貯金にあたる財政調整基金は昨年度末で36億円余り、国保会計の積立金は4億円です。
 共産党はこれらの一部を財源として、国保料の1人年間2万円の負担軽減や認可保育所100人分増設し待機児童を0に、子どもの医療費助成を18歳までに拡充することなどを訴えています。
 また、市の地域循環福祉バス(ゆうゆうバス)の廃止方針の撤回と、市内を走る京阪バスの路線確保も掲げています。

 「毎日の暮らしが大変」「子どもが大きくなるごとにお金がかかる」など、将来不安の声が共産党に寄せられています。「あきらめないで、希望と安心の新しい市政をご一緒につくりましょう」と、3氏は訴えます。

さらがいminpou

さらがいふみ候補

藤田まり候補

藤田まり候補

北尾まなぶ候補

北尾まなぶ候補

(大阪民主新報、2019年8月11日・18日合併号より)

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