おおさかナウ

2019年09月01日

山下よしきの徒然エッセイ
次は、本気の政権構想を

山下よしき氏

山下よしき氏

 「いま、志位委員長のたいへん説得力あるビデオを見せていただき、思わず入党届を書いてもいいのかなと思った」
 8月11日、日本共産党滋賀県委員会が主催した党創立97周年記念集会で、そう語って会場を沸かせたのは小坂淑子・社民党滋賀県連合代表です。
 集会には、参院滋賀選挙区で自民現職を打ち破った嘉田由紀子さんをはじめ、立憲民主党、国民民主党、社民党の代表が参加してくれました。それだけでも驚きなのですが、野党3党の代表は、「共闘の4年間と野党連合政権への道」と題した志位委員長の講演を揃って視聴してくれたのです。
 3氏は共通して「説得力があった」と感想を述べ、小坂さんは「野党連合政権の実現は近いと感じた。私たち一人一人が政権をつくる気持ちでがんばろう」と訴えてくれました。
 8月19日、総がかり行動実行委員会の議員会館前行動。私は、参院選で力を合わせた市民と野党各党が、野党連合政権にむけた協議を開始しようと呼びかけました。
 投票率が48・8%と過去2番目に低かった参院選ですが、県ごとにみると、第1位山形(60・7%)、2位岩手、3位秋田、4位新潟、5位長野(54・3%)と、トップ5はすべて野党統一候補が勝利した県でした。そのことを紹介すると1600人の参加者から歓声が上がりました。
 次の総選挙では、野党としての政権構想を示し、政治を変える本気度を伝えて、投票率大幅アップ、新しい政治への扉を開きたい。(やました・よしき 日本共産党参院議員 毎月第1週に掲載)

(大阪民主新報、2019年9月1日号より)

月別アーカイブ