青年に民青の姿と魅力広げ
新しい政治の共同広げよう
民青府委員会が代表者会議
民青同盟大阪府委員会は10日、大阪市内で第65回代表者会議を開き、仲間増やしの目標達成に挑戦してきた府同盟の多彩な活動を交流し、今月22日に始まる全国大会代議員を選出しました。酒巻眞世・府委員長は「目標は必ず達成できる。多くの青年に民青の姿と魅力を伝えて、仲間に迎えよう」と呼び掛けました。
府同盟は今大会期、すでに前回水準を大きく上回るペースで新しい仲間を迎え、目標達成まで38人となっています。
「変革のエネルギーを強める青年に思い切って働き掛けてきた」「魅力ある民青をつくろうと質的変化を生み出してきた」と府同盟の努力が前進を切り開く力になったと報告した酒巻委員長は、野党連合政権への展望を、青年の要求との関係でとらえる重要性を指摘し、「生きづらさを抱え模索する多くの青年に“どう生きるのか”を問い掛け、仲間に迎え新しい政治への共同を広げよう」と、残る2週間で必ず目標達成を果たす決意を述べました。
討論では、班活動を通して発揮される民青同盟の多彩な魅力、組織的前進を勝ち取ることの政治的意義などを豊かに交流。「民青での学びは新しい発見の連続。活発に活動する班をつくり、政治や社会を学びながら大きな班をつくりたい」。新しく加盟した女子学生は、奨学金や消費税、社会保障費削減など、班学習が社会を知るきっかけになったと語りました。
街頭での実態告発アンケートの取り組みや、公開班会など魅力を伝える努力で同盟員を迎えた地域班や職場班の活動を交流しました。
民青は世界の本流
わたなべ結さんが講演
代表者会議では、日本共産党府国政対策委員長のわたなべ結さんが、同党第28回大会決議案と綱領一部改定案について、「世界論」を中心に講演。核兵器廃絶禁止条約や人権保障とジェンダー平等を求める国際潮流など世界の変化に触れ、「私たちの運動が平和と社会進歩促進の力になった」と強調。「世界史の本流の中に民青同盟の活動があります。青年の希望になる大きな民青を一緒につくっていきましょう」と、一緒になって目標達成を実現する決意を述べました。
(大阪民主新報、2019年11月17日号より)