うち海東大阪市議団長氏を擁立
日本共産党 維新府政と対決
日本共産党府委員会は10月31日、11月10日告示・19日投開票の東大阪府議補欠選挙(被選挙数2)に、同党東大阪市議団長のうち海公仁氏(61)を擁立すると発表しました。今回の補選は、政務活動費での不祥事による日本共産党府議の辞職と、衆院選に立候補した維新府議の辞職に伴うものです。
立候補表明に当たってうち海氏は、維新府政が「身を切る改革」の名で府民の暮らし切り捨てを強行する一方で、大阪湾の人工島へのカジノ誘致や鉄道・道路建設など巨大開発に府民の税金を注ぎ込もうとしていると批判。国政では安倍政権を打ち破る市民と野党の共闘を貫き、大阪では維新政治を変える共同を広げる日本共産党のかけがえのない議席を必ず回復するため、全力を挙げると決意しています。
うち海氏は「府政を庶民の手に取り戻し、暮らしと中小企業が輝く大阪をつくる改革に取り組む」として、①人の不幸を踏み台にして稼ぐカジノは絶対反対。中小企業の発展と所得増で大阪経済の成長を②国民健康保険(国保)の府内統一保険料の押し付けなどによる国保料値上げストップ、安全・安心のまちづくり③35人以下学級の対象学年の拡大、チャレンジテストの中止はじめ保育・教育の負担軽減④森友学園疑惑の真相解明へ百条委員会設置などの公約を掲げています。
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うち海公仁候補の略歴
1956年、北海道生まれ。近畿大学農学部を中退後、日本共産党東大阪地区委員会で勤務。91年、東大阪市議に初当選(現在6期)。市議会副議長など歴西。現在党東大阪市議団長。
(大阪民主新報、2017年11月5日付より)