城東区大阪市議補選
共産・岡本氏及ばず
当選は維新新人
大阪市城東区の市議補選(被選挙数1)が17日投開票され、日本共産党の新人、岡本孝志氏(72)は1万111票(得票率14・71%)を獲得し善戦しましたが、及びませんでした。当選は維新新人の鷲見慎一氏(41)。投票率は52・68%でした。
選挙戦は岡本氏、鷲見氏、無所属新人の山川義保氏(41)の3氏の争いに。岡本氏は、大阪での新型コロナによる死者数が全国一となっている大きな原因に、維新市政の下で保健医療体制が弱体化されてきたことがあると指摘。その一方で維新市政がカジノを推進し、当面790億円もの公金を投じようとしていることは許されないと批判し、「『カジノはいらない』の声を、党派を超えて寄せて下さい」と訴えました。
さらに高すぎる国民健康保険料や、全国の市の中で一番高い介護保険料の引き下げなど、市民に冷たい市政を切り替えようと呼び掛け。そのためにも同党市議団(4人)が交渉会派となる5人になることが決定的だと訴えました。
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城東区市議補選開票結果
当 | 鷲見慎一 | 41 | 維新 | 46,115 |
山川義保 | 60 | 無新 | 12,501 | |
岡本孝志 | 72 | 共新 | 10,111 |
(大阪民主新報、2022年7月17日より)