予定候補と選挙結果

子ども医療費助成・待機児解消・地下水9割の水道
合併せず暮らし守った4年
島本町長選 山田こうへい候補が全力
町議選も4月18日投票

町長選、町議選勝利を呼び掛けた共産党のつどい=3月27日、島本町内

 4月13日告示・18日投票で島本町長選・町議選が行われます。町長選で日本共産党は「自立した豊かな島本町政の発展を」と2期目を目指す現職・山田こうへい氏を自主支援し、町議選では、同党のはせがわ順子氏(新)が「住民の声を町政に届ける議席を必ず」と現有議席確保へ全力を挙げています。
 町長選は、4年前に「合併反対」を掲げ初当選した山田氏の他、大阪維新、無所属候補の3氏が立候補を表明。山田町政は4年間、中学3年までの子ども医療費助成拡充(通院・入院)、保育所待機児解消、産前産後ヘルパー派遣事業や周産期から就学までの子育て世代包括支援窓口を新設、町営水道の地下水9割確保など、住民参加型のまちづくりを進めてきました。
 維新は「合併賛成」と書かれたビラを出す一方、立候補予定者討論会で「選挙の後の議論になる」など争点隠しに終始。大阪府では維新が水道民営化の動きを強める中、現町政は地下水9割の水道ビジョンを持ち、安全でおいしい水道堅持を示しています。
 共産党島本町委員会は3月27日、「町長選・町議選勝利のつどい」を開き、町議会で果たしてきた党の活動や役割を交流、はせがわさんが議席確保へ決意を語りました。

コロナ対策でも

支援を訴える山田町長=3月27日、島本町内

 連帯あいさつした山田町長は、新型コロナ対応として、近く高齢者へのワクチン接種案内を発送、5月中旬頃から接種が始まる見通しと語り、「今後も住民の命と健康を守るため、感染症対策に全力を挙げる」と強調。初当選から4年、合併によらず町単独でのまちづくりを推進してきたとし、「これからも町民と議会、職員との対話を重視し行政が進む方向性を決めていく」と2期目への支援を呼び掛けました。
 辰巳孝太郎前参院議員と宮原威前府議が町長選で勝利する意義を強調。辰巳氏は、国政・地方政治で悪政の突撃部隊と化した維新政治の実態を示し、「自治体本来の役割を発揮してきた山田町政を継続させよう。総選挙勝利の取り組みと一体に、共産党の議席の値打ちを語り広げよう」と述べました。
 宮原氏は、山田町政4年間の実績を示し、カジノ誘致や政治資金問題など維新政治の問題を指摘。「町民の願いを託せる山田町政を継続させ、住民の声を行政に届けて奮闘する日本共産党の議席を守り抜こう」と、はせがわ氏の勝利を呼び掛けました。

地方自治破壊する維新政治許さない

はせがわ町議候補が決意

支援を訴えるはせがわ候補=3月27日、島本町内

 島本在住の元同僚や住民らが、初挑戦するはせがわ氏への期待を寄せ、河野恵子町議は「引き続き住民要求実現へ力を合わせよう」と議席確保を呼び掛けました。
 はせがわ氏は、新型コロナ対応拡充、町内への保健所支所実現、中学校35人学級実現や福祉施策拡充、町営水道の維持・発展などの政策を示し、「地方自治を壊す維新政治を許さず、町民の願い実現へ共産党の議席を守り抜きたい」と支援を呼び掛けました。

(大阪民主新報、2021年4月4日号より)

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