2020年04月11日
中止の「都」構想出前協議会
5月に開催を強行
大阪市を廃止して「特別区」に分割する、いわゆる「大阪都」構想の制度案を議論する大都市制度(特別区設置)協議会(法定協議会)は7日、各会派の代表者会議を開催しました。市民に制度案を説明し意見を聞く「出前協議会」を、5月10日、12日に開催することを決めました。
出前協議会は、大都市制度(特別区設置)協議会(法定協)の委員である吉村洋文知事や松井一郎大阪市長、各会派の代表が出席して制度案を説明し、意見を聞く場として計画。4月に市内4カ所で開く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためとして、中止すると発表していました。
日本共産党の山中智子市議団長は異議を唱えましたが、「会長一任で」と提案通り強行されました。
(大阪民主新報、2020年4月12日号より)