2020年05月10日
新型コロナ対策に総力挙げ
大阪市廃止の作業は中断を
よくする会 緊急要請を呼び掛け
大阪市をよくする会(よくする会)は、吉村洋文知事と松井一郎大阪市長宛に、新型コロナウイルス感染拡大阻止に全力を挙げ、大阪市を廃止する「大阪都」構想の作業中断を求める緊急要請に取り組むことを各団体・地域連絡会に呼び掛けています。
大阪市を廃止して4つの「特別区」に分割する、いわゆる「大阪都」構想の制度案を議論する大都市制度(特別区設置)協議会(法定協)は、「出前協議会」を4月に4回開くことを計画していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の中で中止。ところが4月9日、5月10日と12日に開くことを決めました。「特別区」の制度案についての意見募集も、5月14日まで行っています。
よくする会は緊急要請の内容に、①新型コロナウイルス感染拡大を食い止め、府民の命と生活を守るため予算を拡充し、職員を総動員して対応する②「特別区」の制度案づくりを担う副首都推進局やカジノ誘致を担当するIR推進局の職員を、新型コロナウイルス対策で多忙な職場に緊急配置する③「出前協議会」の開催はじめ大阪市廃止・解体作業を中断する④カジノ誘致の作業を中断する――を挙げています。
送信先は副首都推進局広報・調整担当。ファクスは06・6202・9355。郵送の場合は〒530―8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所5階)。「特別区」制度案への意見提出も積極的に行うよう呼び掛けています。
(大阪民主新報、2020年5月3日・10日合併号より)