おおさかナウ

2020年05月17日

1人の「つぶやき」から
スタンディング宣伝へ
大阪狭山で市民有志
〝憲法への気持ち表わしたい〟

大阪狭山市憲法スタンディングminpou 憲法記念日の3日、大阪狭山市の市民17人が、市内でスタンディング宣伝を行いました=写真。日本共産党の同市議団も参加しました。
 参加者は狭山池南側の府道の歩道に並び、憲法改悪反対、新型コロナ感染拡大ストップ、〝自粛と補償はセット〟などをアピールするプラスターを持って、約1時間スタンディング。宣伝を見て手を振る人もいました。
 宣伝は、1人の市民のつぶやきから企画されました。5月3日のおおさか総がかり行動実行委員会の集会が新型コロナウイルス感染防止のために中止になったことから、市内に住む福祉施設職員の酒井誉里子さんが、「憲法への気持ちを表すために何かしたい」と思い、日本共産党の北村栄司市議に相談。その声に応え、スタンディングならできると市民有志が集まりました。
 酒井さんは、「行ってみるとたくさんおられてびっくりしました。半分は知らない人でした。みんな同じ気持ちだったと分かり、声を上げて良かったと思いました」と話します。
 酒井さんは自宅にも、「コロナで大変な時 2020憲法記念日に想う」とした手作りポスターを張りだしました。
 ポスターには、「生きていないと“自粛”はできない 第25条生存権/どんな時にも幸せを 第13条幸福追求権/昔から大切にしてきたよく学ぶよく遊べ 第26条教育権/平和でないと“収束”できない 第9条平和主義/私たちが主人公なんだから 第1条国民主権」と書き、「まもろう憲法」を結びました。

(大阪民主新報、2020年5月17日号より)

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