2020年05月24日
補正予算 学習オンライン化に96億円
大阪市議会開会 独自支援は不十分
大阪市議会が14日開会し、松井一郎市長が新型コロナウイルス対策を盛り込んだ総額約213億円の一般会計補正予算案などを提案しました。会期は5月28日までで、補正予算案の採決は26日に行われる予定です。
補正予算案で、休校中の市立小中学校の全児童・生徒にノートパソコンを配り、オンライン学習の環境を整備するための費用(約96億円)が45%を占めています。PCR検査の体制強化などで約14億円を計上しますが、独自支援は不十分です。
また感染拡大を防止するため、委員会の質疑をオンラインで行うための会議規則の改正案を、全会一致で可決しました。
(大阪民主新報、2020年5月24日号より)