コロナ収束しない中で国会閉会許せない
暮らしと命守る政治を前に
「大阪の共産党です!」6回目をライブ配信
第201通常国会の閉会を受けて、新型コロナ感染拡大の「第2波」への備えなど国民的課題を縦横に語り合う日本共産党大阪府委員会のネット企画「第6回大阪の共産党です!」が6月28日、動画配信サイトユーチューブでライブ配信されました。清水忠史衆院議員が閉会した通常国会について報告し、特別ゲストを迎えてトークしました。
腐敗・癒着・疑惑の追及も
清水議員は6月17日に閉会した第201通常国会について、野党5会派が求めた会期延長を拒否した自公与党と維新の対応を「新型コロナウイルス感染症が収束しない中で閉会を強行したのは許されない」と批判しました。
検察庁法改定案廃案や「イージス・アショア」計画中止などの画期的意義を述べるとともに、コロナ対策を巡る政官財の癒着問題や、自公与党の不祥事を徹底追及すると述べ、毎週開催が決まった衆参両委員会での閉会中審査などを通じ、コロナ第1波で傷ついた暮らしと営業を守り抜き、第2波に備え国民の命を守り抜くと語りました。
この日の配信は、JCPサポーターの片方真佐子さんの司会で進行。番組中も「収入が激減して生活が苦しい」など、視聴者から多くの意見や疑問が寄せられました。
困った時ためらわず申請を
辰巳孝太郎前参院議員・党府新型コロナ関連対策本部長は、生存権を規定した憲法第25条に基づく生活保護制度の仕組みを紹介。しかし社会保障を連続後退させてきた政治の下で悲しい餓死事件が繰り返されてきたと指摘しました。「すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活が保障されている」と語り、「命を守るため、困った時はためらわずに申請してください。地域の日本共産党や生活支援団体にご相談ください」と呼び掛けました。
この日の配信では約600人が視聴。「切実なタクシー会社の実態に胸を打たれた」など感想も寄せられました。
(大阪民主新報、2020年7月6日号より)