おおさかナウ

2020年07月13日

宮本岳志の東奔西走
希望ある学校と未来を送りたい

宮本衆院議員

宮本衆院議員

 このほど「コロナ後の教育」を展望して、「子どもと学生に希望を届ける宮本たけしプラン」を作成・発表することにいたしました。中身は1クラス20人程度の「少人数学級」の推進と「大学の学費半減」という二つのテーマです。
 この間「緊急事態宣言」の解除を受けて学校園が再開されてきましたが、再開にあたっては1クラスを2つに分け「分散登校」が行われてきました。これは「三密」を避けようと思えば少人数学級が一番良いことを示しています。
 少人数分散登校は「安全確保」のために最も有効であるだけではなく、6月19日に開催された大阪府教育委員会議では、大阪府から「分散登校中は不登校の児童生徒数が減った」ことが報告され、子どもたちからも「こんなに先生と話ができたのは初めて」との声も上がっています。「宮本プラン」では財源も示しつつ、「コロナ」を機会に思い切って20人程度の少人数学級に踏み出すことを呼びかけました。
 大学の高学費のもとで学生の5人に1人が「中退を検討した」という衝撃的な調査結果も出されました。
 日本は世界でも非常識な高学費の国であり、私が要求して2012年9月に初めて日本政府が受け入れた国際人権規約の「学費無償化」条項にも反する状況です。
 「宮本プラン」は今こそ大学学費の半減に踏み出し、無償化に向かうことを呼びかけています。コロナ禍のもとで苦しむ子どもや学生に、希望ある学校と未来をプレゼントしようではありませんか。(みやもと・たけし 衆院大阪5区候補 第2週掲載)

(大阪民主新報、2020年7月12日号より)

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