2020年08月15日
学費無償化・学生の支援を
宮本前衆院議員ら 大阪成蹊大など訪問
日本共産党の宮本たけし前衆院議員(衆院近畿比例・大阪5区重複候補)は7月31日、長岡ゆりこ大阪市議と宮島正淀川・東淀川地区委員長と共に、大阪市東淀川区の大阪成蹊大学(学生数約2400人)・同短期大学(同1440人)を訪れ、関係者と懇談。先に発表した「ポストコロナに子どもと学生に希望を届ける宮本プラン」を紹介すると共に、コロナ禍の中での学園の取り組みや学生の様子などを聞きました。学園からは、沼守誠也総務本部長と竹田文夫学生本部長が応対しました。
同学園では、コロナ対策として、遠隔授業の環境整備のために全学生に支援金3万円を支給した他、パソコンやピアノ実技科目履修生へのキーボードの無償貸与などを行ってきました。
沼守総務本部長らは、学生に寄り添ったきめ細かい対応への努力や苦労を紹介するとともに、前期の授業料納付は例年と変わらなかったものの、コロナの影響による学生の経済状況の変化は今後出てくる可能性があると述べました。
今年4月から給付型奨学金の対象者が広がったことで国が10万円から20万円支給する学生支援緊急給付金は、第2次募集の締め切りが終わりました。第3次募集は現時点で予定されていません。
宮本氏は、「お金の切れ目が学びの切れ目になるようなことがあってはならない」と述べ、緊急制度の充実と共に、「宮本プラン」でも示している、大学・専門学校の学費半額と段階的無償化への提案を紹介。「私学は公教育を担ってくれている」とし、私学助成の拡充の必要性を語りました。
宮本、長岡、宮島の3氏は同30日には、同区の大阪経済大学を訪れ、関係者と懇談しました。
(大阪民主新報、2020年8月9日、16日合併号より)