2020年08月15日
いまこそ少人数学級に
清水・宮本氏が大教組と懇談
大阪教職員組合(大教組、藤川真人委員長)から少人数学級の実現についての要請を受け、日本共産党の清水ただし衆院議員(衆院近畿比例・大阪4区重複候補)と、宮本たけし前衆院議員(同・大阪5区重複候補)が3日、大阪市天王寺区内で大教組の米山幸治書記長、今井政廣書記次長と懇談しました。
米山氏は、コロナ禍の下で「分散登校」の形を経て学校が再開されたが、学級定員は40人のままで、いわゆる「3密」が避けられないと指摘。学校での感染も広がっている中、子どもたちの成長・発達を保障し、命と健康を守るため、少人数学級の実現と教職員の大幅増へ、国会で力を尽くして欲しいと訴えました。
清水氏は、衆院文部科学委員会(7月22日)での日本共産党の畑野君枝議員の質問に萩生田光一文科相が、コロナ後の学校のあり方について小中学校の40人学級について見直しを含めて検討すると答弁したことを紹介。少人数学級の実現を求める世論と運動と結んで、国会で全力を挙げたいと語りました。
宮本氏は、20人程度の学級実現や大学授業料の半減などを提案する「宮本プラン」を基に対話を広げていると報告。全国知事会はじめ各界から少人数学級実現を求める声が広がっているとし、「希望ある提案を掲げ、野党連合政権をつくっていきたい」と述べました。
(大阪民主新報、2020年8月9日、16日合併号より)