おおさかナウ

2020年08月23日

清水忠史の国会レポート
今こそ新しい政権の展望を

49syuuin_04ku_shimizu-tadashi 残暑お見舞い申し上げます。近畿地方でも連日、40度に迫るような猛暑日となっています。私は数年前から「日傘男子」として直射日光を遮るために、日傘を差して宣伝に立つようにしています。日傘と同時に水筒も外出時の必需品です。これまで、夕方以降は水分を我慢して、冷たいビールを飲むのを楽しみにしていたのですが、「そういうのが一番危ないねん」と妻から指摘されたのであらためました(笑)
 今年は、新型コロナウイルスともたたかわなくてはなりません。吉村洋文府知事は、うがい薬のイソジンがあたかも新型コロナウイルスに効くかのような会見を開き、物議を醸しました。全国のドラッグストアからうがい薬がなくなり、本当に必要とする歯科医院等に届かないなどの弊害も生まれているようです。感染拡大防止には、PCR検査を戦略的に拡大し、無症状の陽性者も含め、新型コロナ感染者を早期に発見・隔離・治療することが必要です。そのことが、基本疾患をお持ちの方や、免疫力の低い高齢者をコロナから守ることにつながります。医学的根拠もなく、国民を惑わすのが維新流の手法であり、いわゆる大阪市廃止の「都構想」の欺瞞性がそのことを象徴的に表しています。
 何が正しくて、何が間違った情報なのか、真実を見極める確かな力をひとり一人が身に着けることが求められていると思います。私たちの暮らしと日本の平和を守るため、あまり密にならない涼しい環境のもとで、楽しく学習と対話を広げていきましょう。(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第4週に掲載)

(大阪民主新報、2020年8月23日号より)

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