2015年01月26日
一斉地方選でも団結し
都構想をやめさせたい
共産党が竹山堺市長と懇談
橋下・維新の会が「大阪都」構想の「住民投票」へと暴走する中、日本共産党の清水忠史衆院議員と柳利昭府副委員長らが9日、堺市役所に竹山修身市長を訪ね、「大阪都」構想問題などで懇談しました=写真。 清水議員は、大阪市会議員の経験を生かして国政の舞台で大阪の地方政治のためにも奮闘する決意を表明するとともに、2013年の堺市長選の支援に出かけた経験を紹介。竹山市長は「広範な皆さんの支援で堺を守れたことが、いまに続いている。いっせい地方選でも団結して『大阪都』構想をやめさせたいと思っている」と応じました。
柳氏は党府委員会が8日発表した声明を手渡し、維新の会が公明党を取り込み、府議会・大阪市会で否決された「協定書」をごり押ししようとしていることは、府民・市民をないがしろにするもので、絶対に許せないと強調。「いままで以上に幅広い人々と力を合わせて食い止めたい」と語りました。
竹山市長は、維新の会や公明党のやり方は、「府民にとって分かりにくい解決方法」と指摘。清水議員も、「総選挙の結果を見ても維新の会が民意の後押しを得たとは言えない。仮に住民投票が行われても、『大阪都』構想は住民にとって百害あって一利なしということを明らかにしてたたかいたい」と語りました。
竹山市長は「府政にも大阪市政にも改革すべきことはたくさんあるが、維新の会のやり方は全体として間違ったやり方だ」と述べました。
党府委員会の中村正男政策委員会責任者、堺地区の阪上良一委員長、堺市議団の城勝行団長、田中ひろみ副幹事長も同席しました。
(大阪民主新報、2015年1月18日付より)