おおさかナウ

2020年10月22日

25日投票の泉南市議選
暮らし守る共産増やし3議席に

 泉南市議選が25日に投票日を迎えます。日本共産党は現職の大森和夫氏(61)と、くすのき成明(41)、寺本えみこ(58)の新人2氏が、現有2議席から1議席増やし、市民の暮らしを守り抜くための3議席獲得に挑戦します。
 定数1減の15を現職12人、元職1人、新人7人の20人が争う激戦です。
 コロナ禍で共産党は議会論戦や市への申し入れを繰り返し、小・中学校・幼稚園などの給食費無償化(年度内)や一人親家庭・新生児・妊産婦への給付金、1世帯1万円の地域振興券、水道基本料の年内半額化などが実現しました。
 収入が減った世帯の国民健康保険(国保)や介護保険、後期高齢者医療保険料の減免、市税の徴収猶予も実現。高齢者のインフルエンザ予防接種無料化なども実現。PCR検査の抜本的強化を求める意見書を議会に提案し、維新や自民が反対しましたが可決させました。
 市は全小・中学校の普通教室へエアコン設置を昨年までに終えました。共産党市議団が粘り強く、難色を示す当局を説得し実現しました。春の臨時休校の影響で夏休みが短縮された今夏、とても喜ばれています。
 選挙戦で共産党の3氏は、コロナ禍収束まで市民生活支援の継続やPCR検査の拡大、小・中学校で1クラス20人程度の少人数学級実施、医療費を18歳まで無料化、音楽室など特別教室や体育館へエアコン設置、国保・介護保険料の引き下げ、地域巡回バス「さわやかバス」の増便と無料化などを掲げています。市のし尿汲取り券を巡る着服事件では日本共産党だけが百条委員会を設置して徹底究明することを訴えています。
 告示日には大門実紀史参院議員が応援に入り、「来年1月までに総選挙が予想される。野党連合政権を目指す日本共産党の議席を伸ばすため大きな支援を」と訴えました。

大森和夫候補

大森和夫候補

くすのき成明候補

くすのき成明候補

寺本えみこ候補

寺本えみこ候補

(大阪民主新報、2020年10月25日号より)

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