2020年11月08日
対立と分断を乗り越え暮らし最優先の大阪へ
明るい会・よくする会が声明
大阪市廃止・特別区設置の住民投票(1日投開票)で反対多数になったのを受け、明るい民主大阪府政をつくる会の荒田功事務局長と、大阪市をよくする会の福井朗事務局長が2日、声明「『市民の良識』が大阪市廃止を再び否決! 明日の大阪をつくる希望の光へ」を発表しました。
声明では、今回の勝利は、大阪市の存続か廃止かという将来の命運を決める問題について正面から向き合い、大阪市を守り生かそうと考えた市民の良識が発揮された結果だと強調。コロナ禍のもとで明日の不安を感じながらも、多くの市民が大阪市の将来を考えたことは、明日の大阪の希望の光となるとしています。
住民投票がもたらした「対立と分断」を乗り越え、今回は賛成票を投じた人々の要求も受け止め、市民が一丸となって暮らし、福祉、景気回復、コロナ対策など日々の生活の安心を実現するため全力を尽くすと表明しています。
開票後の記者会見で維新の松井一郎大阪市長や、吉村洋文知事が「都」構想の再挑戦はないと言明したが、カジノや大型開発など課題は山積だと指摘。「住民投票は終わりましたが、これから新しいたたかいが始まります」とし、住民と手をたずさえ、「暮らし最優先」の大阪を実現するため、引き続き頑張ると決意を表明しています。
(大阪民主新報、2020年11月8日号より)