2020年12月20日
本気の共闘で政権を
大阪革新懇が代表世話人会
進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が12日、大阪市北区内で2020年度第7回代表世話人会を開き、新型コロナの感染拡大の現状や菅政権の対応、大阪の維新政治の問題などについて、活発に意見交換しました。
出席者からは、「(新型コロナの影響で)小児科や耳鼻科の開業医がつぶれかかっている。80~90歳代の重症者は介護施設での感染。そこでの対策にてこ入れしない一方で、『GoTo事業』を進めてきた菅内閣はどうしようもない」「救える命が救えないというのが医療崩壊。医療救急体制を減らしてきた維新政治のリアルな現実を知らせなければ」「コロナ禍の中で政府はカジノの開業時期を後ろにずらせたが、誘致の危険はなくなっていない」などの発言がありました。
日本共産党の駒井正男府書記長は、新型コロナの「第3波」で暮らしや営業が深刻な状況にある中、「GoTo事業」の中止判断を遅らせる菅政権の対応は、「無責任で犯罪的ともいえるものだ」と批判しました。
さらに、政府を動かしてコロナ禍から国民の命を守る仕事をさせるために立場を超えて力を合わせると同時に、「来年は総選挙が必ず行われる。市民と野党の本気の共闘で政権交代を必ず勝ち取り、政治を国民の手に取り戻すために全力を挙げたい」と決意を語りました。
(大阪民主新報、2020年12月20日号より)