3・20近畿オンライン演説会成功必ず
100万対話と党勢拡大の飛躍で
大阪比例80万票・近畿4議席を
共産党府委 全党員に呼び掛け
日本共産党大阪府委員会常任委員会は2日、志位和夫委員長を迎えて3月20日に行う近畿オンライン演説会成功と一体に、大阪100万対話と党勢拡大を前進させる「総選挙特別期間」の大飛躍で、大阪比例80万票・近畿4議席を目指すことを全党員に訴える呼び掛けを出しました。
5万人視聴の空前の取り組みに
呼び掛けでは、2月の活動で、大阪100万対話と党への積極的支持者づくりが本格化し、対話活動の中で党勢拡大の努力が強められたとした上で、オンライン演説会を5万人が視聴する空前の取り組みにし、近畿全体に党躍進の風を吹かせようと述べています。
国会論戦と野党共闘の論戦が政治を動かす情勢で、いまこそ打って出るべきだとし、総務省接待疑惑や農水省汚職の追及が野党共闘の力で進められ、女性蔑視発言で五輪組織委員会の森喜朗会長が辞任、ジェンダー平等を目指す動きが広がっていること、コロナ問題では、大阪での高齢者施設の職員を対象にしたPCR検査実施など、日本共産党が一貫して求めてきた無症状の感染者への検査拡充が不十分ながらも始まっていると指摘。
自粛要請への補償強化を求める論戦では、休業支援金の非正規労働者への拡大、大阪の生活保護裁判で、保護基準引き下げを違法とする判決が出されたことも大きな前進だと述べるとともに、志位和夫委員長のN高校での特別講義が大きな反響を呼んでいることを挙げ、「いまこそ全党がたたかいと共同を広げ、『特別期間』の対話と党勢拡大に打って出るとき」だとしています。
その上で、第2回中央委員会総会が提起した「特別期間」の意義――①積極的支持者と自力づくりは前回総選挙の痛苦の教訓、②総選挙を政権奪取の歴史的選挙にしていく最大の力――を改めて捉えなおして、全支部の運動に広げていくことを訴え。3月の「特別期間」の最大の結節点は3・20演説会だとし、「近畿6府県の3700の支部が力を合わせて5万人が一斉に視聴すれば、近畿じゅうに党躍進の大波を起こして、近畿比例180万票、4議席回復の大きな力になる」と述べ「すべての支部が視聴に挑戦し、演説会を広く案内して、対話と党勢拡大を飛躍させましょう」と呼び掛けています。
具体的な活動として、〇全ての支部が3・20演説会の視聴会場を2カ所、3カ所と設定し、全党員参加を目指す、〇全ての読者と後援会員、党員の結び付きに演説会を知らせ、「対話アンケート&リーフ」を活用して対話し、総選挙での支持と協力をお願いする、〇総選挙勝利へ党員拡大強化、〇全ての支部が読者を増やし、前回総選挙時回復を目指す、〇宣伝でも対話と党勢拡大でも、若い世代、真ん中世代、労働者への働き掛けを重視する、などを挙げ、奮闘を呼び掛けています。
20日午後2時から開催
オンライン演説会を見るには
日本共産は3月20日(土・休)午後2時から、志位和夫書記長を迎えてオンライン演説会を開催します。
演説会では、志位委員長が、コロナ対策はじめ菅政権にどう立ち向かうか、新しい日本をつくる日本共産党の5つの提案、社会主義・共産主義の展望について語ります。
志位委員長の演説の他、衆院比例6候補が座談会。同志社大学大学院教授の岡野八代さんと、日本城タクシー社長の坂本篤紀さんが動画で出演し、共産党への期待を語ります。
インターネットと接続しているパソコンやスマートフォンで視聴できます。
次の①②③のいずれかで、演説会の動画のサムネイル(写真上)を当日、クリック・タッチして視聴します。
①パソコンやスマートフォンで検索
Yahoo(ヤフー)、Google(グーグル)などのインターネット検索サービスで、「日本共産党近畿演説会」と入力。
②パソコンやスマートフォン画面にYou Tube(ユーチューブ)マークがある場合
You Tubeマークをタッチ→画面上の虫眼鏡マークをタッチ→「日本共産党近畿演説会」と入力。
③スマートフォンでQRコードを読み取り検索
カメラまたはQRコード読み取りを選ぶ→QRコードに携帯をかざして読み取り「You Tubeで開く」をタッチ。
以上の方法で視聴できない場合は、https://youtu・be/sdCVZw_7ryUを直接入力。
※音を大きくして聞きたい場合は、スピーカーに接続。
成功へ各地で取り組み
「日本共産党躍進の大波を起こそう」と近畿6府県で志位和夫委員長の演説をインターネットで同時視聴する「近畿オンライン演説会」が20日午後2時から開催されます。5万人規模の壮大な取り組みとして成功させようと大阪府内でも視聴場所づくりが進められています。
50人目標に地域で視聴会計画
寝屋川・萱島支部が奮闘
寝屋川市の萱島支部は50人の目標を立て、地域の集会施設や支部センターなど4カ所以上で視聴会を計画。大画面で視聴できるようプロジェクターなどの準備も進めています。支部独自の録音テープも作成し、支部員5人が交代で運転手となり宣伝カーを地域くまなく走らせています。
訪問先では、「自宅にいながら視聴できるのは嬉しい」「1度志位委員長や比例候補の話を聞いてみたい」などの反応も。副支部長の白川初代さんは、コロナ禍での生活不安や健康状態を聞きながら、インターネット環境があればパソコンやスマートフォンでも視聴できると説明し、「是非お近くの視聴場所にお出かけください」と呼び掛けています。
「こまった時のかけこみ寺」「新型コロナで困ったら相談を!」。萱島支部のセンターにはそうしたポスターを何枚も掲示し、売上減に苦しむ業者や雇い止めによる生活苦など、住民の相談活動に取り組んできました。
新型コロナ危機の中、毎週と月1回日曜日に開催する支部会議を軸に党活動をどう進めるか議論を重ねてきました。
感染対策に細心の注意を払い支部主催のバザーを定期的に開き、感染者を1人も出すことなく年間4回のバザーを成功させました。今年は2月に引き続いてオンライン演説会の翌21日に2回目のバザーを開きます。
「政権追及の先頭に立つ志位委員長が語る政治の焦点や、新しい日本をつくる5つの提案、未来社会論を是非多くの人に聞いてほしい」と白川さん。衆院選で比例4議席を回復し、参院選や次期統一地方選挙での市議会議員選挙の勝利への展望を開きたいと意気込んでいます。
全ての支部が複数の会場を
枚方・交野
党枚方交野地区委員会では、独自の推進チームを立ち上げ、演説会をリアルタイムで視聴する意義(①その場で、どこでも視聴可能、②志位さんの話や比例候補の人柄がリアルに伝わる、③総選挙勝利への「担い手」、積極的支持者を広げることになる)の徹底を重視。「全ての支部が複数の視聴会場を」を合言葉に、取り組みが進められています。
(大阪民主新報、2021年3月14日号より)