公明支持者装いファクス
共産党阪南地区副委員長を解任
公明大阪市議団に謝罪文を送付

　日本共産党阪南地区委員会は21日、「広域一元化条例」案をめぐり、同地区の矢野忠重副委員長が公明党支持者を装い、同条例案に反対するよう求めるファクスを、公明党の各大阪市議に送付していたことを明らかにしました。同地区は矢野氏を副委員長から解任し、公明党大阪市議団に謝罪文を送りました。
　ファクスの内容は「賛成したら今後一切投票しません。40年来の支持者より」というもので、送信元に同地区委員会名が記されていることを、公明党市議がツイッターで発信したことで発覚。地区委員会の調査で矢野氏が送付したことが判明しました。
　謝罪文は「多大なご迷惑をおかけし、心からお詫（わ）び申し上げます」とし、「御党に対しても、社会的にも到底許されない行為」であり、「二度とこのようなことがないように努めます」と表明しています。