2021年03月29日
私も期待
日本共産党府委員会 新事務所建設に寄せて
新たな党活動の前進へ 合唱指揮者 守屋博之さん
いま、日本共産党大阪府委員会は党創立一〇〇周年記念事業の一つとして、新府委員会ビル建設を取り組んでいるという。現在のビルは2月から取り壊しが始まっているとのことだ。
私が最初にこのビルを訪れたのは五十五年前に建設されてすぐのこと。あのころ新鮮で誇らしかったビルも、今になれば正直言っていささかくたびれた感じになったことは否めない。新しい府委員会事務所ができれば、日本共産党の前進・発展に大きな弾みがつくに違いない。
私が携わってきた大阪のうたごえ運動が、自分たちの運動の拠点である大阪音楽センター会館を城東区鴫野に建設したのは、今から五〇年前、一九七〇年代初頭のことだった。
「うたごえは平和の力」を合い言葉として運動をすすめる私たちには、その拠点となり、合唱の練習もできる場所がなんとしても必要だった。その頃、うたごえ運動参加者の年齢は二〇歳から三〇歳の青年が多くパワーも行動力もあったことも幸いし、二年間にわたる地を這うような募金活動は成功し、二階建ての会館を建設することができた。
こうした拠点が確立したことで、大阪のうたごえ運動の発展はめざましく、今日まで全国のトップを走り続けている。
その意味からも、活動を前進させる拠点づくりは大事なことだ。
今回の日本共産党大阪府委員会新事務所建設は、次世代に向けての党活動に大きな活気を与えることができるし、また、その期待も大きいものがある。この願いに応える新事務所建設が求められると思う。そして、私たちも、なにかの用事で府委員会に向かう時の足取りも軽くなるだろう。
そんな思いを込めて、事務所建設の募金に協力をぜひお願いしたい。
日本共産党大阪府委員会は新事務所建設募金への協力を呼び掛けています。募金は最寄りの議員、党支部、党員に届けるか、郵便振替での送金の場合は、口座番号=00920―8―97104。加入者名=日本共産党大阪府委員会へ。通信欄に住所、氏名、職業と「新事務所建設募金」と記入してください。 |
(大阪民主新報、2021年3月28日号より)