2015年03月22日
6,初質問の答弁に大臣が陳謝
ただしの国会レポート6
いや〜驚きました!記念すべき初質問で政府が突然答弁を変更してきたのです!3月10日、衆院予算委分科会で、生活保護費の一部をプリペイドカードで支給というとんでもない大阪市のモデル事業について厚生労働省見解を質した時、生活保護法にもとづく現物給付と答えたのです。
第31条では金銭給付が大原則と書いてあり、余程のことがなければ現物給付は出来ません。事前のやりとりで厚労省は「民法第482条にもとづく代物弁済」だと法的に認められると説明。ところが突然、法的根拠を変更、180度違う答弁に面食らったのです!
ここで気後れしては清水ただしの名がすたる。傍聴席には大阪からも応援団。負けてたまるかと渾身の怒りを持って、カード導入が生活保護受給者の自由購入の意思を阻害し、購入記録でプライバシーが侵される危険があること、大阪弁護士会も中止を求める会長声明を出していることなど紹介、市に中止を求めよと追及しました。
リベンジの機会は2日後に。予算委一般質疑で再び塩崎厚労大臣と向き合った私が法的根拠を突然変更した事を批判すると、大臣が陳謝!大臣が新人議員に謝るのも異例ですが、ゴメンで済んだら警察いらんわ!
橋下市長がカード会社を手数料収入で儲けさせるために、生活保護世帯を食い物にする官製貧困ビジネスは、絶対にやめさせなくてはなりません。初質問は緊張しましたが皆さんに支えられ終えられました。これからも清水節全開で頑張ります!(清水ただし 衆議院議員 隔週で掲載)
(大阪民主新報、2015年3月22日付より)