おおさかナウ

2021年04月19日

コロナ対策拡充さらに
千早赤阪村議選20日告示 共産2議席必ず

 

訴える徳丸はつみ氏=13日、千早赤阪村内

 千早赤阪村議選(定数7)が20日告示(25日投票)されます。日本共産党の徳丸はつみ(71)、服部ゆきのり(45)=ともに新=の両氏が、「コロナ対策拡充、暮らしと福祉の応援を」「村民の願いで誕生した新しい村政を前に進める議会に」と、現有1議席から2議席獲得を目指し、宣伝・対話に総力を尽くして奮闘しています。
 新型コロナ「第4波」の急拡大を受けて日本共産党は9日、「村民の命と健康、暮らしを守る努力を」と、村当局に緊急申し入れを行いました。コロナ封じ込めへ全村民対象にPCR検査無料実施▽クラスター防止へ医療・介護・学校・保育・学童クラブでの定期検査実施――を要望しました。
 日本共産党は、コロナ第1波以降、感染予防策と生活支援の拡充を村議会で繰り返し要求。昨年夏、多くの村民の期待を集めて誕生した南本村政の下、成立した21年度予算には、コロナ対応としてワクチン接種会場送迎費や学校給食無償1年延長などが盛り込まれました。
 この他、中学校通学バスの負担軽減や、65歳以上の介護保険料基準額引き下げなど住民の暮らしを守る立場の予算編成が前進しています。

訴える服部ゆきのり氏=13日、千早赤阪村内

 一方村議会では、当局提案の人事案件が可否同数(日本共産党は賛成)となり議長採決で否決されるなど、村民の中に議会運営を巡る懸念が広がる事態にも。日本共産党は多くの村民が望んだ「村政転換」を前に進める立場から、村民と力を合わせ憲法を暮らしに生かす村政実現を呼び掛けています。
 村議選で徳丸、服部両氏は、18歳までの医療費助成や村内循環ワゴンカー運行、若者などの移住支援拡充、防災拠点としての学校体育館へのエアコン設置などの政策を掲げ、「日本共産党の2議席は村政発展の『確かな力』です。村民みんなが安心して住み続けられる温かい村づくりを」と2議席の実現を訴えています。
 村議選は日本共産党の他、現職6人と新人1人計9人の激戦となる見通しです。

(大阪民主新報、2021年4月18日号より)

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