2015年04月19日
8、気持ち新たに後半戦たたかおう
ただしの国会レポート8
12日に投開票された道府県議選で、日本共産党は前回の80議席から111議席に大躍進を果たしました。空白県を克服して全都道府県に議席を得たのは史上初めてです。
大阪府議選では大幅な定数削減のもと3議席の確保に留まりましたが、高槻・島本選挙区で、総選挙時の政党間の力関係を大きく変え、民主党に競り勝って宮原威団長を再選させたことの意義は大きいものがあります。
大阪市議選では1議席増の9議席に。此花区で公明党を落として瀬戸一正さんが念願の議席奪還を成し遂げました。大阪市議会では民主党が全滅するなど、全体として維新の会への有権者の期待が持続するもとで、日本共産党は踏みとどまることが出来たのではないでしょうか。
100〜200票差での惜敗もありましたが、精一杯力を尽くしての結果だと捉えたい。候補者、運動員、支援者のみなさんの奮闘に敬意を表したいと思います。
僕の地元でもある、定数2の福島区では、山田みのりさんが大健闘したものの次点となり、大阪市会に押し上げることが叶いませんでした。当選に責任を負うものの一人として期待に応えることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、総選挙での清水票を大きく上回って25%の得票率を得たことは、胸を張れる成績です。山田みのりさんはじめ、若い候補者のみなさんは、今回の選挙でひと回りもふた回りも大きく成長したと誰もが頼もしく感じていることでしょう。本当にお疲れ様でした。気持ち新たに、後半戦のたたかいに足を踏み出しましょう。
(清水ただし 衆議院議員 隔週で掲載)
(大阪民主新報、2015年4月19日付より)