2021年06月05日
ワクチン 予約改善を
共産党大阪市議団が要望
日本共産党大阪市議会議員団(山中智子団長)は1日、新型コロナワクチン接種の予約のあり方について、松井一郎市長に改善を求める要望書を提出しました。山中団長、井上浩、寺戸月美、長岡ゆりこの各議員が参加し、市健康局の新谷憲一局長らが応対しました。
大阪市では5月17日から85歳以上の高齢者へのワクチン接種の予約が始まり、段階的に年齢枠が引き下げされていますが、「コールセンターの電話もインターネットも全くつながらない」「近所の医院からも断られて困っている」などの苦情や不満、不安が多数寄せられています。
要望書では「予約が取れずにあきらめている高齢者の現状をこのまま見過ごすわけにはいかない」とし、医療機関や市民などの声を踏まえ、早急に現在の困難を解消するべきと強調。大規模接種会場の医師やスタッフの地域への配置を進め、地域の集団接種会場の枠を増やすことなどを検討・改善するよう求めています。
また、「かかりつけ医で接種できるなら、それが一番いい」との声も多数ある中、個別接種に協力する医療機関を増やすことも、迅速に進めるよう求めています。
(大阪民主新報、2021年6月6日号より)