おおさかナウ

2021年05月29日

コロナ禍から命・暮らし守れ
新型コロナワクチン 集団接種始まる
日本共産党が予約を〝お手伝い〟

 

 新型コロナワクチンの集団接種の予約で「電話がつながらない」「インターネットが使えない」などの声が高齢者の間で広がる中、日本共産党は府内各地で予約を支援する取り組みを進めています。大阪市で80歳以上の集団接種の予約受付が始まった24日、日本共産党此花区委員会は同市此花区内でインターネットでの申し込みを手伝う予約相談会を実施しました。

「これで一安心できる」

ワクチン集団接種のインターネット予約を手伝う辰巳氏(左)=24日、大阪市此花区内

 集団接種の予約方法はインターネットでの予約かワクチンコールセンターへの電話予約で、インターネットを使えない人や、身近に使える人がいない高齢者などには、大変不便な仕組みになっています。此花区委員会では「予約相談会」のチラシを「しんぶん赤旗」日曜版に折り込み、開催を告知。当日は事前に申し込みした人や、チラシを見て電話してきた人など13人が利用し、「これで一安心できる」など歓迎されました。
 受付開始の午前9時から、辰巳孝太郎前参院議員(党府コロナ関連対策本部長)と瀬戸一正前大阪市議らが、高齢者が持参したワクチン接種券の接種券番号や生年月日を市のホームページに入力し、接種会場や日時の希望を聞きながら、次々に手続きを完了しました。
 「私には固定電話しかないので、本当に助かりました」と、1人暮らしの女性(85)。接種券と説明資料を同封した案内が届きましたが、途方に暮れていたところ、予約相談会を知りました。「せっかくこの年まで生きてきたのだから、もう少し生きていたい。こういうときに頼りになるのは、やっぱり共産党ですね」と話していました。
 辰巳氏は「日本共産党は政府に対し、新型コロナの封じ込めを戦略目標にすえ、ワクチンの安全・迅速な接種、大規模検査、十分な補償の3本柱での対策強化を求めています。今回のような予約相談会は本来行政が行うべきことですが、私たちは国民の苦難軽減という立党の精神で取り組んでいます」と話します。

(大阪民主新報、2021年5月30日号より)

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