9月5日告示12日投票の羽曳野市議選
命最優先の市政を
共産党 4議席確保へ全力
羽曳野市議選が9月5日告示、12日投票で行われます。定数18に20氏が立候補する見込み。日本共産党の若林信一(72)、ささい喜世子(69)、わたなべ真千(63)=以上現職=、南れい(38)=新=の4氏は「命最優先の市政を」と訴え奮闘しています。
日本共産党市議団は市民の願いを議会へ届け、市政を動かしてきました。子ども医療費助成を18歳までに拡充、全小中学校の普通教室にエアコン設置、市民検診の無料化と大腸がん検診の同時受診、市内循環バスの停留所増設など多くの実績があります。コロナ禍でも水道料金軽減や今年度末まで給食費無償化を実現しました。
コロナ禍で日本共産党議員団は市に6度に渡り要望書を提出するなど、議会内外で検査の拡大を求めてきました。しかし市は「無症状者を対象とした社会的検査は府の業務で、市として実施するものではない」などと検査に消極的です。
日本共産党の4氏は8月9日に市内の駅頭で訴えました。若林氏は「維新市政は敬老祝い金を削減しようとするなどとんでもない。これが『身を切る改革』の正体だ」と維新市政を厳しく批判し、「4人の議員団で市民の願い実現を」と訴えました。
ささい氏は、国や府に追随しコロナ対策でもワクチン頼みの市の姿勢を批判。「悪政の防波堤となる決意で頑張る」と述べました。
わたなべ氏は「コロナ禍で子どもたちは学びも制限され疲れ果てている。市の教育予算は本当に低い。少人数学級と安心安全な学校給食で、子どもたちの健やかな成長を応援するまちづくりを進めたい」と訴えました。
南氏は市の公立幼稚園大幅削減方針を批判。「公立の保育所や幼稚園が減らされ、待機児童が増えている。安心して子どもを預けられる保育施設の大切さを痛感している。子育て支援の充実を目指して頑張る」と決意を述べました。
同党の清水ただし衆院議員(近畿比例・大阪4区重複候補)も駆け付け、「日本共産党の勝利でコロナ対策の転換を」と訴えました。
日本共産党の4氏は中学校全員給食の早期実施と学校給食の無償化▽高齢者の外出支援▽国民健康保険・介護保険料の引き下げ▽子ども医療費窓口負担ゼロ▽避難所となる学校体育館にエアコン設置――などを掲げています。
(大阪民主新報、2021年8月22日号より)