9月5日告示12日投票の柏原市議選
苦難を解決する党
共産党 2議席確保へ全力
9月5日告示・12日投開票の柏原市議選挙(定数16)で、日本共産党は、橋本みつお(56)=現=、江村じゅん(50)=新=の両候補が「市民の命と暮らし守る市政に」と2議席確保目指して全力を挙げています。市議選は21人が立候補する見込みです。
2019年、国が市立柏原病院を統廃合や病床削減の対象に挙げたのに対し、日本共産党は「地域医療の拡充を」と市民と共に要望運動を展開。病院を守り抜きました。現在、同病院は実質、市内唯一のコロナ対応病院として役割を発揮しています。
8年前から市民と運動を広げてきた近鉄堅下駅・法善寺駅のバリアフリー化は来月から地上改札化の工事がスタート。この4年間で、小中学校普通教室と中学校体育館へのクーラー設置、子ども医療費助成18歳までの拡充などを実現させてきました。
党が今年1月実施した市民アンケートは、前回の倍以上の1千通以上の返信がありました。要望のトップは道路や公園の整備でしたが、4年前、維新の推薦を受けて当選した冨宅正浩市長は道路補修の予算を削減。市民要望の強い学校給食無償化も、府内4割の自治体が何らかの形で助成する中、柏原市は昨年10月から3カ月のみの無償にとどまっています。
日本共産党は選挙戦で、ワクチンと検査のセットで感染を抑え込むこと、介護保険料と国保料引き下げ、給食費無償化、小中学校35人学級実施、循環バス増便などを公約に掲げています。
9日行われた「日本共産党柏原オンライン演説会」では、清水ただし衆院議員(近畿比例・大阪4区重複候補)と小松ひさし衆院大阪14区候補と共に、橋本、江村候補が訴え。「政治の責任は100%公助。弱い人が守られる政治をモットーに頑張りたい」(橋本氏)、「皆さんの声を市議会に届けて実現したい。苦難解決する党の2議席を」(江村氏)と訴えました。
(大阪民主新報、2021年8月22日号より)