2021年08月21日
科学に基づく政治を
辰巳・森氏 堺漁業関係者と懇談
辰巳孝太郎前参院議員と森流星・衆院大阪17区候補は11日、堺市漁業協同組合連合会(出島漁港)と堺市浜寺漁業協同組合(石津漁港)を訪れ、関係者と懇談しました。森田晃一、石谷やす子両堺市議が同席しました。
堺市漁連で辰巳氏は、コロナ対策について、大規模検査で感染を抑え込んでいるニュージーランドなどに日本も学ぶべきだと指摘。オリンピック強行で医療従事者に大きな負担をさせたことや、医療崩壊となっていることなどを批判し、検査拡大、十分な補償、医療機関支援などの必要性を述べました。
津本敬会長も、科学に基づいて政策をつくる政治をしなければならないと語りました。
漁連側からは、近年、温暖化で水温が上がり、漁獲量が激減していること、30年前と獲れる魚が変わったことなどが報告されました。野党共闘や、夢洲のIR(カジノを含む統合型リゾート)、万博開発、堺から夢洲の海上交通などについても話題になりました。
浜寺漁協の宮田鐵男組合長は、港湾のごみ対策を要望しました。
石津漁港は、石津川河口から直接流れ込んできたごみが湾内で滞留し、近年は台風や豪雨が増えてごみ処理が大変な負担となっていること、昔と違って漁獲が激減する一方でごみ処理の経費が重なり、良好な漁港の維持が困難になると切実な実情が報告されました。
宮田組合長は「共産党、早く政権とらなあかん」と激励しました。
(大阪民主新報、2021年8月22日号より)