おおさかナウ

2021年09月04日

市民病院の存続発展を
阪南市議選12日告示
2議席確保へ奮闘

 12日告示の阪南市議選(定数12)で、日本共産党は「コロナから市民の命と暮らしを守る市政を」と大脇けんご(65)、河合まゆみ(63)の現職2氏が総選挙勝利と一体に市議選で必ず2議席確保をと全力を挙げています。
 阪南市民病院を含む全国424の公的医療機関が統廃合対象とされた問題で、市民の中に「安心して医療を受けられる街に」「緊急時に受診できるよう存続、拡充を」の声が広がっています。
 大脇、河合両議員は、市民と一緒に「市民の命綱、阪南市民病院の存続・拡充を」と署名運動に取り組み、党議員団が提案した「市民病院の存続を求める」意見書は維新の会以外の賛成多数で可決されました。
 党市議団はコロナ危機から住民の命と暮らしを守れと行政当局への緊急要望を重ね、学校給食無償化(3カ月)や水道基本料金の半額減免(同)、住民センターのエアコン順次更新、避難所における感染対策拡充などを実現。
 600人規模の子ども館構想では、ママパパたちの運動と連携し白紙撤回に追い込んだ他、「政治とカネ」問題でも論戦を主導し、政務活動費不正疑惑の議員に対し他会派にも呼び掛けて辞職勧告決議を可決させました。
 日本共産党阪南市委員会が実施した市民アンケートでは、コロナ禍で3割以上が「生活が苦しくなった」と回答しています。
 大脇、河合の両氏は、▽迅速なワクチン接種、大規模PCR検査▽阪南市民病院を守り充実させる▽生活困窮者への給付金、「事業者支援金」制度の創設▽コミュニティバス拡充▽18歳まで子ども医療費助成を拡充―などの政策を掲げ、「コロナから市民の命と暮らしを守れ!お年寄りにも子育て世代にもやさしい街に」と2議席確保を訴えています。
 市議選は定数14に対し20人ほどが争う激戦の様相です。

訴える大脇けんご候補

訴える河合まゆみ候補

(大阪民主新報、2021年9月5日号より)

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