今こそ共闘 野党に政権交代を
菅首相 総裁選不出馬で政権投げ出し
「比例は共産」の大波を
宮本近畿比例大阪5区重複候補が事務所開き
決意表明した宮本氏は、菅首相が政権を投げ出したのは、国民の世論と運動に追い詰められた結果であり、安倍政権以来9年続いた自公政治の行き詰まりだと指摘。コロナ対策での無策、医療崩壊の危機を挙げ、「安倍・菅政治や維新政治が命を奪い始めている。日本共産党は『なによりいのち ぶれずにつらぬく』を掲げ、たたかいぬく」と語りました。
宮本氏が国会で初めて追及した森友問題はじめ一連の疑惑で、安倍・菅政権は国民が納得できる説明を何一つしていないと批判。「企業団体献金も、政党助成金も受け取らない日本共産党が伸びてこそ、闇にメスを入れ、国民の皆さんに洗いざらい明らかにすることができる」と力を込めました。
「政権のたらい回しでは政治は変わらない」と宮本氏。「何としても自公政権を打ち倒し、野党連合政権を。野党共闘をぶれずに求め続けてきた日本共産党を強く大きくして下さい。『比例は共産党』の大波を大阪5区から起こし、大阪80万票、近畿180万票、大阪5区で5万7千票を勝ち取り、近畿比例から必ず4人を国会に押し上げて下さい」と語りました。
こむら潤氏(近畿比例・兵庫8区重複候補)も駆け付け、あいさつ。「命よりお金、経済、権力を優先する自公政権とこれを支える維新を思い切って変えるために、大阪5区で風穴を開け近畿比例での日本共産党の躍進を」と訴え。党副委員長の山下芳生参院議員もメッセージを寄せ、総選挙での野党連合政権の実現と日本共産党の躍進へ全力を尽くす決意を表明しました。
各界からは、社会福祉法人・新よどがわの淺雛みね子理事長は「日本共産党の宮本さんを国会に送り返せば、地域や私たちの暮らしを変えてくれると確信している。みんなに広げたい」とあいさつしました。
公益財団法人・淀川勤労者厚生協会の小松孝充理事長が、新型コロナの感染者に「自宅療養」を強要する自公政治を厳しく批判し、「総選挙で、憲法守り、国民を守る政権を実現したい」と語りました。
日本共産党の長岡ゆりこ大阪市議は、「近畿から女性の衆院議員(こむら氏)を送り出したい。『比例は共産党』と広げに広げて、市民の声が届く新しい政治、新しい時代をつくろう」と訴えました。
(大阪民主新報、2021年9月12日号より)