2021年09月25日
豊能町議選26日投票
「命守れ」と高尾候補が奮闘
豊能町議選挙が26日に投票日を迎えます。定数12に14氏が立候補する少数激戦です。日本共産党の高尾やすこ候補(77)=現=は「コロナ対策を抜本的に強化し、命と暮らしを守ろう」と訴え、9期目を目指して全力を挙げています。
町の東側で唯一の内科がある国保診療所は、週2日のみの診察でした。高尾氏は議会で充実を求め、週5日の診察が決まりました。発熱外来も設置され、症状があればPCR検査も受けることができるようになりました。
高尾氏は、介護給付費準備基金の取り崩しで保険料の引き上げ幅を抑制し、府下4番目に低い保険料を実現。ときわ台駅のエレベーター設置・バリアフリー化や、就学援助制度における入学準備金の入学前支給などを実現してきました。
2026年度から町は小・中学校を統廃合し、小中一貫校2校を開校します。通学区域が広大になり、給食調理室が1校にしかない問題も残ります。高尾氏は通学に必要な交通手段の確保や調理室の2校設置を訴えています。
高尾氏はまた、台風や豪雨での災害を防ぐため危険個所のチェック・改修▽中学生以下に無料でPCR検査実施▽希望者がいつでもPCR検査を受けられるよう体制確保▽「原則自宅待機」の撤回などの公約を掲げています。
(大阪民主新報、2021年9月26日号より)