歴史的な総選挙へ総決起
「必勝作戦」の目標達成を
日本共産党府委 オンラインで活動者会議
総選挙本番の10月に入る中、日本共産党府委員会は2日、オンラインで活動者会議を開き、政権交代と野党連合政権を目指す歴史的な選挙戦の勝利へ、公示日までの「必勝大作戦」の目標を必ずやり抜く決意を固め合いました。
報告した柳利昭府委員長は、自民党新総裁で9年間の安倍・菅自公政治を中枢で支えてきた岸田文雄氏が選出される一方、市民と野党の共闘が大きく前進し、日本共産党と立憲民主党が政権協力で合意したことを紹介しました。
画期的な政権合意を生み出した力は、市民連合や各党の決断と共に、共闘前進のために誠実に、ぶれずに頑張り続けてきた日本共産党の努力と、「比例を軸」に党躍進の勢いをつくってきた全党の奮闘にあると強調。ここには大阪での共闘の積み重ねと日本共産党の努力が息づいていると語りました。
柳氏は、今回の歴史的な合意は、大阪での維新とのたたかいでも大きな展望を開くものと述べました。維新は9月の大阪の中間選挙で政権批判の受け皿となって得票と議席を伸ばし、総選挙でも議席増を狙うが、この動きを決して軽視しないと同時に、恐れず立ち向かうことが重要だと指摘。①自公政権の応援団ぶりと大阪の維新政治の実際を知らせる②維新に及びもつかない日本共産党の「4つのチェンジ」の豊かな内容を語る③日本共産党の躍進と市民と野党の共闘こそ真の変革の力だと示し、維新の「改革」幻想を打ち破ろうと呼び掛けました。
その上で柳氏は、「目に見え、声で聞こえ、読んでわかる」大量政治宣伝、得票目標(大阪80万)を超える「比例は共産党」の支持拡大、大阪20万の担い手づくり、党勢拡大など「必勝大作戦」をやり抜こうと訴えました。
宮本たけし近畿比例・大阪5区重複候補、わたなべ結大阪3区候補が「大阪5区で比例5万7千票を必ず実現し、小選挙区でも風穴を開ける」(宮本氏)、「政権交代で未来が良くなるという、わくわくするたたかいの先頭に」(わたなべ氏)と決意表明。活動交流では7人が発言しました。
(大阪民主新報、2021年10月10日号より)