2021年12月04日
たつみキャラバン始動中
憲法・暮らし守る政治へ
日本共産党の、たつみコータロー前参院議員は11月26日、大阪市淀川、東淀川各区でキャラバン宣伝を行い、路上に設置した大型モニターを使ってパブリックビューイング宣伝し、「憲法9条改悪を絶対許さず、国民の命と暮らしを守る政治へ全力を尽くす」と決意を語りました。
たつみ氏は、文書通信交通滞在費(文通費)の本質的な問題は領収書なしに目的外に使われていることだと指摘。維新の国会議員が自分宛て領収書で自ら代表を務める支部に寄付する問題点を取り上げ、「飲食に使って何が悪い」と開き直る維新幹部議員を批判。支持してもいない政党に税金を分配する憲法違反の政党助成金こそ廃止すべきだと語りました。
18歳以下に現金とクーポン券を計10万円支給する政府方針について、2回に分けて支給することで900億円の余分な事務経費が発生すると指摘。「その分もっと困っている人に給付すべきだ」と強調。保育士や介護士、ヘルパーら福祉職は全産業平均と比べて月額8万円ほど賃金が低いと指摘しました。政府の処遇改善策は金額も低く10カ月の限定補助だとし、「あまりにせこい」とし、実効ある改善策をとるべきだと訴えました。
阪急上新庄駅前でたつみ氏の訴えを聞いた95歳の女性は「共産党頑張れ」とエールを送り、86歳の男性は大阪での戦争体験に触れ、「戦争放棄を誓った憲法を守りたい」と。別の女性も自身の戦争体験から「戦争だけは絶対に駄目」と語りました。
この日たつみ氏は、阪急相川駅前で下校途中の高校生らと、シールアンケートで校則問題や学費・奨学金問題などで対話。大阪市淀川区のメルパルクホール前でも、パブリックビューイング宣伝を行いました。
(大阪民主新報、2021年12月5日号より)