2021年12月11日
現状定数で「1票の格差」「死票」を是正
共産党府議団が定数改正案
「1票の格差」「死票」増やす維新案
日本共産党府議団(石川たえ団長)は3日、選挙区・定数の改正案を府議会議会改革検討協議会に提出しました。定数を現在のまま、いくつかの選挙区を合区することで、「1票の格差」を是正し、「死票」も減らすものです。
提案では「1票の格差」は、現在の最大2・15倍から同1・95倍に縮小されます。また多くの「死票」を生む1人区は、現在の31(53選挙区の58%)から8(31選挙区の26%)に減ります。
一方で大阪維新の会は、選挙区は現在のままで定数を現在の88から79へ削減することを提案。同案では「1票の格差」は2・19倍へさらに拡大し、1人区は36に増え、「死票」も増加します。
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(大阪民主新報、2021年12月12日号より)