2022年02月12日
たつみキャラバン
政治の責任で医療・検査の抜本拡充を
生野 まちかど演説会で訴え
「たつみコータローさんを再び国会へ」――日本共産党の政策、魅力を発信する「まちかど演説会」が3日、大阪市生野区内の食品スーパーや商店街、大型商業施設前で取り組まれました。
地域の後援会の人たちが、「憲法9条守ろう」と2種類の手作りの横断幕を掲げてアピール。日本共産党のたつみコータロー参院大阪選挙区候補(前参院議員)が、パネルを使ってトークしました。
先の衆院選比例候補として奮闘した西田さえ子さんが、新型コロナワクチン3回目接種の遅れや自宅療養者急増、検査キット不足など問題点を指摘。昨年の感染「第4波」で医療危機を招いた教訓に触れ、「休業を決めた店から悲鳴が上がっている。命と暮らしを守る政治へ力を合わせよう」と呼び掛けました。
たつみ氏は、オミクロン株は子どもの間でも急速に広がり、学校や保育施設が休校・休園となり、濃厚接触者とされた保護者が休職を余儀なくされる事態を指摘。オミクロン株を巡る最新の科学的知見を示し、逼迫する保健所・医療現場の厳しい現状打破へ、政治の責任でワクチン接種と検査体制拡充が必要だと訴えました。
まちかど演説会では、通り掛かりの医療従事者がマイクを取って、「医療現場は本当に大変な状態」と訴えました。勤務する病院ではワクチン希望者が殺到し、来月以降の予約枠が取れず、医師や看護師体制も十分に確保できないと発言。「政府の後手後手の対応で、医療リソースは限界に近い。感染症に強い社会へ頑張ってほしい」と語りました。
(大阪民主新報、2022年2月13日号より)