4・3志位演説の魅力と意義は
日本共産党府書記長 駒井正男
日本共産党大阪府委員会が志位和夫中央委員長を迎えて4月3日、大阪市天王寺区の天王寺ミオ前で行う街頭演説の魅力と意義について、駒井正男府書記長から寄せられた呼び掛けを紹介します。
日本共産党が政権交代に初めてチャレンジした総選挙からはや5カ月、参院選まで3カ月となりました。この間、自民と維新の暴走が府民との矛盾を広げ、大阪の様相に大きな変化がおこっています。
ロシアによるウクライナ侵略問題をめぐり、9条改憲や「核共有」を叫ぶ安倍元首相や維新の危険な立場がうきぼりになっています。維新代表の松井大阪市長は「非核三原則は昭和の遺産」と発言しましたが、維新の岸和田市長がロシアへの抗議文で「非核平和都市宣言」からみて、「容認することはできない」とするなど、平和を願う府民との矛盾を生んでいます。
世界中で一刻も早く平和を取り戻したい、と国際社会と市民がプーチンを孤立させるたたかいをすすめているときに、日本の大阪から憲法9条を破壊し、非核三原則をこわす勢力を孤立させる世論をおこしていきましょう。
コロナ問題でも、岸田政権の対応の問題とともに、維新の責任について、「大阪『第6波』対応後手」(「読売」)、「高齢者入院できずクラスター」(「毎日」)、「第6波死者東京の1・6倍」(「日経」)など、ようやくメディアが報じました。まん延防止の解除などで再拡大の危険が叫ばれるいま、維新府政が病床削減や高齢者施設の検査を取りやめ、全国最悪の死者数となった教訓が鋭く問われています。
カジノ問題では、自民党大阪市議団が「大阪IR/カジノ誘致 是か非か」「大きく3つの問題が浮上」とのビラを出し、3人の自民党府議が離団するなど、カジノ推進勢力の大きな矛盾が噴出しています。
大阪でのこのような様相の変化を生み出したのは、自民・維新の目に余る暴走に対する府民の批判と良識、平和と核廃絶への奥深いエネルギーとともに、議会内外での日本共産党の活動があります。
こうしたなかで日本共産党志位和夫委員長を迎えた街頭演説が迫ってきました。
「4・3志位演説」は、①「ロシアの侵略をどうしたらやめさせられるのか」や、内外の焦点の問題で党の希望ある提案と値打ちを、志位委員長が直接語る場、②演説会を案内する「第一次折り入って作戦」に全支部がとりくみ、参院選に踏み出す総決起の場、③世代的継承を中軸とする党員拡大の絶好の機会として対象者を広く出して、事前の「集い」を含めて働きかけを大きく広げる場です。
久しぶりに天王寺ミオ前で開催する街頭演説の魅力と意義をすべての支部、後援会のみなさんにお知らせして、参院選勝利めざす活動の集約点、跳躍台とするために、リアルの参加とともに、オンライン視聴も急速に強めていきます。
4月3日14時天王寺ミオ前
日本共産党街頭演説
日本共産党大阪府委員会は4月3日、大阪市天王寺区の天王寺ミオ前で、志位和夫中央委員長を迎えて街頭演説を行います。
弁士は志位和夫中央委員長、大門みきし参院議員・近畿比例候補、たつみコータロー前参院議員・大阪選挙区候補、石川たえ府議、山中智子大阪市議、ほか。
各線天王寺駅など下車。街頭演説はオンラインで視聴できます。下のQRコードから視聴。党大阪府委員会ホームページからアクセスできます。
連絡先=06・6770・5044党府委員会。
(大阪民主新報、2022年3月27日号より)