2022年04月16日
カジノ誘致ノー・9条守る議席を
街頭トークでたつみ氏訴え
たつみコータロー前参院議員(大阪選挙区候補)は9日、大阪市北区の南森町交差点周辺で街頭トークを行い、ウクライナ侵略、カジノ誘致、コロナ危機と暮らし、ジェンダー平等など重点テーマについて日本共産党の政策や活動を紹介しました。
大阪府と大阪市が進めるカジノ計画で1千万人の日本人来場者の約2%がギャンブル依存症患者と想定する問題で、「毎年20万人の依存症患者を作り出す計画です。カジノは新たな富を生みださない。人生も家庭も崩壊し、経済に大損失を与えます。人の不幸の上に民間業者が莫大なもうけを上げるカジノは許されない」と強調。「大阪選挙区選出の参院議員(8人)は全員カジノ推進派。大阪をギャンブルの街にするなという府民の声を届ける議席を勝ち取らせください」と訴えました。
新型コロナで、大阪の死者数が人口10万人当たり全国平均の2倍以上だと指摘。急性期病床の削減・転用を推進する国と府の方針を批判しました。たつみ氏はジェンダー平等の社会実現への決意を語り、同性婚を認める法改正や男女賃金格差を是正する政治を実現しようと呼び掛けました。
たつみ氏は、森友事件を巡る民事訴訟で税金1億円を使って疑惑にフタをした岸田政権の対応を批判。ロシアによるウクライナ侵略を巡り、安倍元首相ら自民党政治家や維新の会が「核共有」を議論すべきだと主張していることに触れ、「戦争する翼賛体制づくりを許さないため、憲法9条守れの声を政治に届ける日本共産党を伸ばして下さい」と訴えました。
(大阪民主新報、2022年4月17日号より)