大学新歓
高学費・ウクライナ・気候危機・ジェンダー平等…
学生に情報を届けて対話を
この春行われている日本民主青年同盟(民青同盟)の学生新歓運動の取り組みと特徴などについて、日本共産党大阪府員会青年学生部の寄稿文を紹介します。
若者と未来語り合う
日本共産党・民青同盟が取り組み
民青同盟の学生新歓運動が各地でとりくまれています。3~4月、多くの学生が、民青同盟員として学生生活のスタートを切っています。
民青同盟がとりくんでいる新入生アンケートには、学生生活への期待と不安だけなく、政治や社会への関心、平和への願いもよせられています。民青同盟の活動紹介=「加盟よびかけ文」を読むと、再生可能エネルギーのフィールドワーク、学費問題学習会、ジェンダー学習会、ウクライナ侵略について学習や行動、食料支援活動のボランティアなど、興味や関心が広がり、民青同盟への加盟も続いています。学生、新入生との対話・加盟の様子を紹介します。
格差と貧困
〇社会学部 Aさん
「格差と貧困」に関心があるというAさん。「今は資本主義の社会だから差が生まれるのは当然だけど、弱い立場の人が酷い目にあっているんじゃないかと思う」「ホームレスも酷い対応されているみたい。公園から排除されたり……ホームレスになりたくてなったわけじゃないだろうに。もし自分がそんな立場になった時に、排除されたりしたくない」と話します。民青については「若い人の投票率が低いって言われてて、でもそうなると若者のための政策とかがされないから、こんな風に若者の声がとりあげられることは大事」
AIと政権交代
〇経済学部 Bさん
興味あることは「AIと政権交代」。去年の衆議院選挙は「自分でいろいろ調べて投票行ったけど、あまり分からなかったんです。そういうことは知りたいですね」とBさん。民青の活動紹介には、「やっても良いですよ~。書かれていることにだいたい興味あります。ボランティアやってみたい」
食料支援
〇農学部 Cさん
「食料支援に関心ある。学費の話を聞いて興味をもった」とCさん。学費・奨学金について、「自分は親に払ってもらうから困っていないけど、先ほどの受益者負担主義とか教育予算つければ半額にできるという話を聞いて、そういうこと知らなかったので学んでみたい」。加盟よびかけ文を読み、「学費問題、ジェンダー、なぜ学費は高いのか、なぜ保健所は減らされてきたのか、二つの異常」について、「知りたい、学びたい」
学費の高さ
〇経済学部 Dさん(4回生)
「日本の学費が世界一高いことは高校生のときに自分で調べた」。国際人権条約について「確か、民主党政権時代に批准したんですよね」とDさん。「政府・自治体への要請行動」や「署名集め」に関心があります。「1年生が終わるころに、コロナで休校やオンライン授業になって、全然、同年代との交流ないままの学生生活だった。最後の1年間を充実させたい」
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4月、日本共産党は「若者と未来を語り合うキャンペーン」にとりくんでいます。「ロシアのウクライナ侵略を許すな」「学費半額へ」「痴漢ゼロの大阪へ」などをかかげ、府内各地の大学前や通学路で、学生との対話宣伝にとりくんでいます。
大阪には約35万人の学生が学んでいます。参院選本番。多くの学生に情報を届け、対話し、未来を語り合いましょう。
(大阪民主新報、2022年4月24日号より)