2022年05月28日
西田さえ子氏が参院比例候補(2次発表)に
カジノと手を切ってこそ
大阪に活気を取り戻せる
日本共産党は16日、これまでに発表していた大門みきし氏ら5人の参院選比例代表候補に加え、党大阪府くらし・営業対策委員長の西田さえ子氏(50)ら13人を2次発表しました。西田氏は連日、街頭に出て訴え。22日には大阪市阿倍野区内で地元後援会が取り組んだ宣伝に参加し、たつみコータロー参院大阪選挙区候補のビラや日本共産党についての疑問に答える「はてな」リーフなどを配布し、通行人と対話しました。
西田氏は、ウクライナ侵略を巡る核共有議論や憲法9条改憲を狙う動きに触れ、「戦争にならないために力を注ぐことが、政治家に一番求められている」と訴えました。
西田氏は、業者運動に関わる中で消費税減税と応能負担を訴え続けてきたこと、コロナ禍の業者の苦境などを紹介し、「大阪の経済・景気を底から持ち上げていくことが求められている」と指摘しました。西田氏は同党の経済政策を紹介し、「カジノが成長戦略と言ってはばからない維新政治と手を切ってこそ、大阪の街の活気を取り戻すことができる。大阪から日本の政治を変えて希望ある未来を切り開くために、日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。
通りがかりの高齢男性との対話で、「政治家として何をするのか」と問われた西田氏は、社会保障の建て直しや賃上げ、公正な税制に改めることなどを話しました。男性は「子育て支援策の充実を」と要望。西田氏が義務教育の完全無償化や学費・奨学金を巡る政策を伝えると、男性は「共産党の議員が信用できるのは、お金に汚くないからだ」と話しました。
(大阪民主新報、2022年5月29日より)