2022年06月25日
痴漢加害の防止と被害者救済を
共産党府委が府警本部に要請
日本共産党大阪府委員会ジェンダー平等委員会責任者の渡部結府副委員長、同委員の石川たえ府議、長岡ゆりこ大阪市議らは21日、大阪市中央区の大阪府警察本部を訪れ、痴漢加害の防止と被害者救済を求める要望書を提出しました。
この要請は、同党府委員会が「痴漢ゼロの大阪へ」「誰もが安心して出歩ける大阪へ」と今年2月から4月まで行った「痴漢被害の実態調査アンケート」に寄せられた750人の声に基づくものです。
要望書では、鉄道警察隊員・警備員を駅構内・車内に増員配置するなど公共交通機関における対策を強化すること、女性警察官が常駐する交番を増やし、府民に周知すること、痴漢加害を防止するために、より強力なアナウンスを行うこと、性被害に関する警察官などの研修を実施すること、大阪府として被害実態の調査を行うことなどを求めています。
要請では、要望書を提出した後、警察に関わる対策について意見交換しました。
石川府議は、「警察にも頑張っていただきたいが、社会全体として痴漢は許されない性犯罪という意識を高めていけるように、力を合わせていきたい」と述べました。
(大阪民主新報、2022年6月26日より)