日本共産党府委員会は４日、緊急に活動者会議を開き、最終盤の活動について意思統一しました。柳利昭府委員長は選挙情勢を報告するとともに、活動の到達点は、この間の変化を勝利に実らせるまでには至っていないと指摘し、最終盤の総決起を呼び掛けました。
　宣伝でも対話でも、大阪の有権者の６割以上を占める維新支持者と「支持なし層」に働き掛け、日本共産党と、たつみ候補への支持を獲得する努力を強めようと強調しました。
　維新の会が今回掲げる「核共有」や「防衛費倍増」の政策、「カジノ推進に沈黙」などの姿と支持者との矛盾は激しく、「これまで維新だったが、今度は共産党」という変化が各地で生まれていると紹介。「支持なし層」の多くの要求は、平和と暮らしを守り、カジノをストップすることであり、「その願いを実らせる１票を、日本共産党と、たつみ候補にと呼び掛けよう」と述べました。
　前回19年の参院選で日本共産党は比例で４議席だったが、１つの投票所当たりあと４票増やせば５議席を獲得できたと指摘。投票箱のふたが閉まるまで、次の３つの活動をやり抜こうと提起しました。
　第１は、維新支持者や「支持なし」層の人々に働き掛け、日本共産党と、たつみ候補の政策を知らせる大宣伝とあわせ、街頭での対話を最後まで広げる。
　第２は、比例５議席実現と、たつみ勝利の保障は、対話・支持拡大目標の突破。そのために３つの作戦（別項）をやり抜く。
　第３は、全支部と党員の総決起をつくり、党創立１００周年の７月に全支部が党員を迎え、参院選勝利と党の未来を開く。

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【３つの作戦】

①支部が持つすべての名簿に当たり切り、有効な夕方の電話作戦も

②選挙はがきを送った人すべてに電話で訴え、「全国は一つ」で党員の「マイ名簿」に当たり切る

③支持を呼び掛ける「担い手」を20万人に広げ、「しんぶん赤旗」読者などに後援会員に「あと５人、10人に広げて下さい」「逆転勝利に力を貸して下さい」と呼び掛ける

(大阪民主新報、2022年7月10日より）