2022年07月23日
参院選結果、改憲阻止などで意見交換
大阪革新懇が代表世話人会
進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が16日、2022年度の第5回代表世話人会を大阪市北区内の会場とオンライン併用で開き、参院選(10日投開票)の結果とその後の情勢、内外の重要問題などについて意見交換しました。
日本共産党の柳利昭府委員長は、参院選で同党の大阪の比例得票は26万余を獲得したが、大門実紀史議員の議席を失い、大阪選挙区で辰巳孝太郎氏の議席奪還が果たせなかったことに責任を痛感していると表明。党内外の意見を聞き、総括を始めていると述べました。
昨年の総選挙以来、野党共闘と党綱領への激しい攻撃に加え、ウクライナ危機に乗じた軍拡の大合唱が起きる逆流があったと指摘。これを押し返す取り組みを進める中で、訴えが届いたところでは具体的な政策や党の姿への共感が生まれたと振り返りました。
また参院選勝利目指す活動と、党の自力を付け、世代的継承で党の未来をつくる努力の中で、一定の手応えも生まれていると強調。「大阪の比例第4党として、改憲阻止、暮らしを守り、カジノをストップする取り組みで責任を果たしたい」を語りました。
参加者から「衆参で改憲勢力が3分の2以上の議席を占めると同時に、改憲勢力の内部にも矛盾がある。改憲阻止へ、冷静に事実と道理に基づく対話を」「新型コロナの感染が急拡大している。維新府政のコロナ対策を検証し、府民の命を守る道を提言していこう」などの発言がありました。
(大阪民主新報、2022年7月24日より)